ホーランド・アメリカ・ライン、環境スチュワードシップで「グリーン・ゲートウェイ・アワード」を受賞

ホーランド・アメリカ・ラインは、環境保護への取り組みが評価され、シアトル港から「グリーン・ゲートウェイ賞」を受賞しました。同クルーズ会社は、ピュージェット湾にバラスト水を排出せず、船上で海洋衛生装置を使用していることが評価されました。シアトル港は、同港に寄港するクルーズ会社およびコンテナ会社のうち、環境への取り組みが評価に値すると思われる会社に「グリーン・ゲートウェイ・アワード」を授与しています。

ホーランド・アメリカ・ラインの受賞は今回が初めてではなく、2014年にはショアパワーの利用や、排出ガス、水や燃料の消費、固形廃棄物の発生を抑えるための包括的な取り組みが評価されています。また、同社はシアトル港とシアトル・プロペラ・クラブから2014年の海洋環境ビジネス・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。

ホーランド・アメリカ・ラインの客船は1970年代からシアトル港から出航しており、同クルーズ会社の環境面での功績は他の賞賛にもつながっています。同社は環境管理に関する国際的な規制をすべて満たし、または上回っており、15隻の船のうち6隻がシアトル、サンディエゴ、バンクーバーの各港で陸上電力を使用しています。その他にも、ポートメトロバンクーバーから2014年ブルーサークル賞、米国沿岸警備隊から2012年ウィリアム・M・ベンカート環境保護賞（Rear Admiral William M. Benkert Environmental Protection Award）を受賞しています。