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基隆のクルーズターミナル

台湾の国際港で最大の乗降客数を誇るのが基隆港。台湾本島の北端で、東西南の三方を山に囲まれた西北に細長く伸びる水路の終端、東西の両岸にクルーズターミナルを有する。市街地に取り囲まれるように位置し、公共交通とのアクセスは良い。
https://cruise.twport.com.tw/PortInfo.aspx?hid=5&a=2591&l=2&r=20912082795

基港ビル/ 東岸基港大楼旅客中心

国際、不定期客船の旅客ターミナルとなっている基港ビルは、海洋広場から見て右手に位置する。

西沿岸ビジターセンター/ 西岸旅客中心

国際、中国両岸、国内客船の旅客ターミナルとなっている西沿岸ビジターセンターは、海洋広場から見て左手に位置する。通常クルーズ船等は西2～4桟橋に接岸し旅客ターミナルを利用できるが、貨物船用の西16桟橋に接岸することもあり、その場合の旅客は無料のシャトルバス等で7・8分かけて西2桟橋と往復することになる。徒歩では40分弱かかるほど離れており、混雑でシャトルバスに乗れなかったり、終了した時間帯に移動したい場合、タクシーを利用せざるを得ず、利便性にかなり差が生じる。

基隆発着クルーズに利用する空港

台湾桃園国際空港

台湾最大の国際空港。
https://www.taoyuan-airport.com/?lang=jp

台北松山空港

日本統治時代に民用目的で建設されたが、現在は軍民共用空港。台湾桃園国際空港開港（1979年）により国内線専用となっていたが、2008年より国際線が再開された。
https://www.tsa.gov.tw/?culture=3

クルーズターミナル～ダウンタウンのアクセス

台北と基隆は、渋滞等なければバス（國光客運1813番線）で最短３０分程、台湾鉄道でも４０分少々で移動できる。

クルーズターミナル～空港のアクセス

台湾桃園国際空港

基隆とは、バスも鉄道も台北での乗り換えとなるため、「クルーズターミナル～ダウンタウンのアクセス」と「空港～ダウンタウンのアクセス」を組み合わせる。渋滞がなければ、台北でバスからバスへ乗り継ぐ方法が時間的にも乗り換えの負担的にもベストだが、渋滞の発生する夕方等の時間帯は、時間を読める鉄道を組み合わせる方が確実なこともある。

台北松山空港

基隆へは、渋滞等なければバス（國光客運2002番線）で４０分程で到着する。

空港～ダウンタウンのアクセス

台湾桃園国際空港～台北

台北中心部まで４０キロ程離れているが、バス（國光客運1819番線）又はMRTで乗り換え無しに移動できる。

台北松山空港～台北

市街地にある空港なので、バスでもMRTでも移動は楽だが、タクシーでも１０分少々で台北市内の観光スポットに移動できる。