令和元年初日、コスタベネチアに乗船して3日目。最初の寄港地は鹿児島でした。
関連記事(1):2019コスタベネチア乗船記(13):3日目朝食ブッフェ|リドマーケットプレイスの混み具合|鹿児島港での下船準備
目的別に順番に下船開始
朝8時に鹿児島港に定刻通りに入港したコスタベネチア。
これから約4,400人の乗船客が順番に下船します。
下船の順番は
1.高速船に乗船する人
2.JTBのオプショナルツアーに参加する人
3.自由行動の人
と、いう順番です。
寄港地観光ツアーはJTB主催のみ
今回のクルーズでは、コスタベネチア主催の寄港地観光ツアーがなく、JTB主催事前申し込みの寄港地観光ツアーとなっていました。
A:鹿児島王道コース(昼食付/一人11,000円)
桜島・世界遺産仙巌園・尚古集成館
B:薩摩の京都 知覧武家屋敷と特攻平和会館(一人7,000円)
C:西郷隆盛ゆかりの地めぐり(一人6,000円)
D:名湯満喫 霧島温泉入浴と坂本龍馬ゆかりの霧島神宮(昼食付/一人10,000円)
寄港地観光ツアーに参加しなくても『参加しない』という欄にチェックを入れて返信しなければなりませんでした。
JTBオプショナルルアーに参加する人は、指定の船内集合場所に集まってからの下船のようでしたが…見ていると一向に下船が始まらない様子。
ツアーの人たちが下船しないと、自由行動の人が降りれないので指宿に行こうとしていた私たちもジリジリとした気持ちでいました。
鹿児島港から市内への移動機関
このクルーズ時の鹿児島港(マリンポート)から鹿児島市内への移動手段は
1.有料高速船(往復2,000円)
2.有料シャトルバス(往復1,000円)
3.タクシー(実費)
でした。
高速船とシャトルバスの整理券の配布
有料高速船と有料シャトルバスの整理券を船内で配布していました。
整理券を配布するお知らせもデッキ3のJTBデスク前の手書きインフォメーションを見なければ全然わかりませんでした。希望者全員、というわけではなかったと思います。
高速船は鹿児島港マリンポートの一角に乗り場があり、コスタベネチアと高速船の間はバスが出ていました。(歩けますが時間はかかります)
マリンポートから鹿児島本港行きの高速船で、桜島行きなどのフェリー乗り場に近く、また市内へも至近で移動が可能だったようです。
鹿児島港では2019年夏頃からこの高速船が本格稼働の予定で、クルーズ船乗船客の鹿児島港から指宿、大熊方面などへの観光移動時間の短縮、市内への渋滞の緩和などが期待されています。
周辺は整備工事が始まっているようでした。
関連記事(2):【news】鹿児島港・マリンポート鹿児島22万トン級岸壁工事2019年3月着工|寄港地の観光移動時間が短縮に期待
下船のための『整理券』の配布告知
今回コスタベネチアから下船するのに、「シャトルバスに乗車する人」と「自由行動の人」に『整理券』が必要とのことで慌てました。
「下船するのに『整理券』が必要ってなんなんだ〜!」そしてその整理券は下船当日朝8:30からゴンドラ広場で配布されるというので8:15頃に行ってみると…
先頭が見えないくらい後方まで列ができていました。先頭の人は噂によると「朝6:30から並んでいたらしいよ。」とのこと…。下船するのに整理券もびっくりですが、そのために早めに並ぶということは…日本人ならあり得ますよね。完全に出遅れました!
ここからが下船カウントダウンの始まり、と言っても過言ではないでしょう。私たちは9:55分発の鹿児島中央駅発の指宿行きの電車に乗らなくてはなりません!タクシーで飛ばすとしても9:20下船がタイムリミットです。
やっと整理券を配っているのが見える位置に来ました。「シャトルバスに乗る人」もシャトルバスの整理券の他に下船の整理券を取らないといけなかったようで「説明がなかった」とかなりご立腹の方複数名。この辺りに来るとイライライマックスになるよね〜。せっかく色々と落ち着いたと思ったのに残念でした。
並んでゲットできた下船のための『整理券』ナンバーは13。え〜…単純に13番目ってことでしょ…指宿行きが一気に遠のいていく気がした番号でした。それから30分もしないうちに「青の13番の整理券」と呼ばれたのですが、「これって『青』なの?『緑』なの?」微妙な色の整理券でした。
2回目、勝手知ったる(?)鹿児島港クルーズセンターの建物内を走ってタクシー乗り場へ!いますぐタクシーに乗れたら間に合うよ〜。
…タクシー乗り場はすでに長蛇の列!完全に指宿行きを失ったのでした!
指宿のたまて箱は1ヶ月前から予約をしていても特急券を撮ることができなかったのですが、乗船日の午前中に奇跡的に取れた2枚。幻となりました。
クルーズセンター内で乗船客の対応に追われていた鹿児島港湾局のお友達に挨拶することになっていたので、指宿行きがダメになった後ゆっくり話をすることができました。
「今日の指宿の砂風呂は4時間待ちらしいよ」と教えてくれて、指宿に行ったとしても行って帰ってくるだけだったかも、でした。GW真っ只中ですもの、混んでいるのはコスタベネチアの船内だけではありません!
まぁ、結果オーライだったのかもしれません。
寄港地での自由行動には時間の余裕を!
至極当たり前のことですが、寄港地では時間に余裕を持たなければこのような結果になってしまいます。
寄港地での予定を采配する主人も「入港から2時間あれば乗れると思ったのにな〜」と嘆いていました。まぁ今までの乗船経験からだと余裕で間に合っていたのだと思います。
全員の下船はモタつきがちですが、ちょっと想像以上に時間がかかったかな〜。色々と改善の余地はありそうです。
また、プランBも考えておく必要もありますね。お天気が悪かった場合とか。まぁ鹿児島が2回目の寄港地であったので前回の記憶と自分のブログのまとめを見つつ(笑)市内で過ごすことに決めました。
関連記事(3):【*3/3追記あり】2018コスタネオロマンチカ乗船記(45):鹿児島港マリンポートかごしまから鹿児島市内へのアクセス方法
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