関連記事:ハーモニー・オブ・ザ・シーズ乗船記(35):4日目船内スパでトリートメントを受ける<前編>|Vitality at Sea Spa
前回の続き、ハーモニー・オブ・ザ・シーズ内のリラクゼーション&ビューティー施設Vitality at Sea Spaにて施術についての記事です。
ヴァイタリティースパの豊富なメニュー
メニューをじっくり見ると大体の施術内容はわかるかと思います。
英国のスパ・スキンケアブランドELEMISエレミスのスパで、コスタネオロマンチカのサムサラスパも同じエレミスだったのでメニューは見たことのあるものもありました。
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スパメニューにはチップが加算される
スパではチップは別途支払わなくてはなりません。私の場合は18%ということでしたがコースやメニューのよって差異があるか同一なのかは不明です。
私が選択したのはBodyメニュー欄の下から2番目にある
Reflexology Massage/50 minutes 119ドル(standard価格)にチップ代18%が加算されて、140.42ドルとなりました。
リフレクソロジー50分140.42ドルは高いです。日本のラグジュアリーホテル、旅館などで施術を受ける価格とほぼ同じくらいでしょうか。
Vitality Cafe
デッキ6が入り口のVitality SpaはFitnessと同じ入り口で奥の方で左右に別れています。この写真に写っているエリアはVitality cafeといってヘルシーなサンドウィッチ、フルーツ、フレッシュジュース、スムージーなどの軽食が食べられるカフェです。
スムージーなど一部のドリンクは有料でした。サンドウィッチ、フルーツ、ジュースなどはパークカフェやカフェプロムナードなどに置いてある無料の食べ物と同じなので目新しさは特にありませんでした。
Vitality Cafeはオアシスクラスではハーモニーとシンフォニー・オブ・ザ・シーズにあるカフェのようです。
リフレクソロジー50分の流れ
受付&ホワイトニングの勧誘
受付で予約票とシーパスカードを提示すると受付嬢の隣に座っていた白衣のおっとりした男性が話しかけてきました。
なんとなく、今までの経験から想像はつきましたが『歯の美白クリーニング』の勧誘が始まりました。
外国船のスパではいつも「クリーニングしない?」と言われるので今回も「そうかな」と思っていたらやっぱり、当たり。ここは毅然と「結構です」の一点張りで押し通します。
カウンセリングシートの記入
次は階下にてカウンセリングシートの記入。病歴や現在の体調などをチェックします。この記入に与えられた時間はものすごく長く間延びしました…。
20分位後にラテン系の女性セラピストに名前を呼ばれました。
廊下を歩きながら「日本の何処から来たの?」などと質問されました。
「(東京にある)どこどこのラーメンがすごく美味しかったの!」
セラピストさんとラーメンの話をしながら手術室へ。
「あなた他の日本人と違って英語上手ね。(注:中学生レベルです)日本人って『英語がわからない』って言いながら笑うのがよくわからない。」日本人の海外あるあるですよね。
…ここで中途半端に会話をしたせいでこのあと困ったことになるとは!自分を恨みました(笑)。
(イメージ画像)
リフレクソロジーを受けた感想
リフレクソロジーの施術はマッサージテーブルの上に横になるタイプで仰向けになり施術を受けました。
施術を受けた感想は、かなりダイナミックなリフレクソロジー!とでも言いましょうか…リラクゼーションというよりツボ押しタイプでグイグイと足裏を刺激され終わった後はスッキリしました。
それでも足裏のツボは的確に押されていてしかも力強いのでよかったといえばよかったですが140ドルの価値があるかというとかなり…相当疑問でした。
施術が終わったあとはちゃんとフィードバックがありました。
「腰が凝っていて上半身が硬い状態。特に肩周りはコチコチ」みたいなことを言われたと思います。
施術後、強力に商品を勧められる!
フィードバックが終わると、想像はしていなかったのでかなり引きましたが「肩こりにはこの商品が効くわよ」とサロンで使用しているというトリートメントクリーム(14,000円前後)のようなものを勧められました。
そしてここからは商品説明をガンガンまくし立てれました!
どのようにそのクリームがいいのかを右上がりの声量で個室で言われるとビビります(笑)。
最初は「Mrs.◯◯(←苗字)」と言われていたのが、最終的に「〇〇!」って呼び捨てかい?おい!みたいな…(笑)
私は市販品、特に外国製品のスキンケア品が一切肌に合わないので本当に要らないんです、絶対に合わないし。
しかし、「何故要らないの?」と真正面から聞かれ簡単に英語で「肌が弱いんです」って答えてしまってドツボ!
「マイルドなのもあるわよ〜」と別商品を出してきました。
断るのに理由は不要と感じ、それからどんなにセラピストの声量が増しても「I don’t need it.」で通しました。
その後は「Why? Why?」と押されましたがこちらが黙り込むと「わかったわ」と嘘のように引き下がってくれました。
よかった〜。本当によかった〜。
そんなこんなでようやく解放されぐったりしてキャビンに戻りました。主人に一部始終を説明すると「それは中途半端に英語で会話したのがマズかったんじゃないの?」と言われました。
そうかもしれない、多分そうなんだろう(笑)。
リラックスから程遠いリフレクソロジーとなりました。
冷静に考えてみると、セラピストさんの物販販売のノルマもあるし、日本のサロンでもあることだし…まぁいい体験でした。
後日談:添乗員さんの気配りに感謝
後日予約を取ってくれた添乗員さんが「スパどうでしたか?」と声をかけてくれました。ことの一部始終を告げると「やっぱり!」と(笑)。
添乗員さんによると、予約を入れてくれた段階で「他のもの(メニューなど)は勧めないで!」となんども言っておいてくれたようなんです。
なんと!ありがたいことです。
「ホワイトニングも断り、商品も断りましたので大丈夫でしたよ」というと「断り切れたんですか?」と添乗員さん。
添乗員さんもかつて海外のスパで同じ目に遭ったことがあってその時に断り切れずに「一式買っちゃったことあるんですよ〜」ということでご自分の体験から心配してくれたようです。
だから「一緒にレセプションまで行きましょうか?」って言って下さったのだと思います。ありがとうございました!
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