ハーモニー・オブ・ザ・シーズ(以下、ハーモニー)乗船5日目、終日航海日のこの日は朝食後船内アクティヴィティに参加しました。
オールアクセスツアーとは
船内アクティヴィティの『オールアクセスツアー』はハーモニーのバックヤードが見学できるエクスカーションです。
ハーモニーで見学できる箇所はメインダイニングルームとその厨房、食糧庫、エンジンコントロールルーム、ランドリー、ゴミ処理室、乗組員専用通路、操舵室です。
昨今では操舵室(Bridge)はテロ、ハイジャック対策で見学ができないクルーズ船が多い中、ハーモニーはそこも含めて見学ができます。
添乗員さんによると、今後は状況次第で操舵室の見学は外されるかもしれないということでした。
オールアクセスツアーの申し込み方法
デッキ5を中心に船内に設置されているRoyaliQのタブレット、客室のRoyaliQ(テレビモニター)もしくは同スマホアプリからONBOAD AVTIVITYを探すと出てきます。
オールアクセスツアーの予約状況
予約の状況はほぼ毎日オールアクセスツアーは催行されている様なので比較的自分たちの希望の日に予約は取れましたが、寄港地抜港や船外のエクスカーションが中止になると申し込みは増える様です。
オールアクセスツアーの料金・時間・持ち物制限など
参加料金:大人・子供(最低年齢6歳)共 119.00ドル
時間:2時間
出発時間:8:30〜,9:00〜,9:30〜 (午前中出発)
持ち物制限:大きなバッグはダメだと言われました。小さいクラッチバックを持った女性もいたのでそのくらいはOKの様です。
カメラもコンパクトなものか、スマホカメラのみ。見学場所によって「写真はいいけど動画は撮らないで」とツアーガイドに指示されます。
参加時の服装指定:↓参加チケットの下の方に服装の注意が記してあります。「丈の長いパンツの着用」「つま先が覆われている靴の着用」など。
船会社主催のエクスカーションに申し込むと必ず前日の夜のベッドメイキング時にルームスチュアートがベッドの上に封筒入りの参加チケットを置いていってくれるのでこれを持って当日指定された集合場所に行きます。集合場所や時間は券面に記載されています。
集合場所で英文書面にサインをする
集合場所となった三層吹き抜けのダイニングの2階シルクでは引率スタッフがやってきて出席を確認後、両面にびっしり小さい文字で書かれた書面が配られました。全部、英語だし…(汗)。
全部じっくり読んでいる時間はありません。「サインして出してね」という軽い感じですぐに回収されたので本当に内容を確認していません。
エクスカーションに関する誓約書だと思います。
内容を正確に知りたい場合には添乗員さんつきツアーで行かれる場合にはあらかじめ「どんなことが記載されているか」を船側に聞いておいてもらうのも一つの方法だと思います。
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オールアクセスツアー開始
これからオールアクセスツアーに参加される方もいらっしゃると思います。ネタバレしてしまうことを避け、また船のバックヤードですのでどこまで写真を載せていいのか(内容わからず誓約書にサインしているので)わからないので当たり障りない写真と注釈だけアップします。
厨房にて。朝食時間が終わっていたの作業していた部門はスープとパン部門だけでした。ハーモニーで出されるパンは全て厨房で手作り!
テーブルセッティング中のダイニングルーム『アメリカンアイコン』
食品冷凍庫内にも潜入!寒さを通り越して痛い!
階下のランドリールームは船の中とは思えない程広くまたアイロンの熱や湿気で暑い作業場でした。シーツのプレス作業はテレビでも放映されていましたね。
最後に訪れたのは操舵室です。操舵室に入室する前に2度ボディーチェックがありました。想像よりはるかに機械類が少ない印象。ゆったりしたソファがデン!と置いてあったのが印象的でした。
オールアクセスツアー参加の感想
2時間程度の見学と聞いていましたが、実際に3時間30分は船内を歩いていました!長時間となったのは、各見学箇所で見学者からの質疑応答が多かったからだと思います。当然ながら引率者もスタッフからの説明も全て英語です。
ヒアリングが乏しい私は全体の1割程度しか聞き取れず私よりもヒアリング力が高い主人に解説してもらいましたが、英語がさほど聞き取れなくても、見学場所がどんな場所なのかはわかるので、さほど影響はないかと思いますが英語がもっとわかればとても楽しいツアーだと思いました!
【参加して良かったこと】
・船の裏側、特に操舵室が見れたこと
・説明してくれるクルーや引率者、他のクルーの対応がよかった
【ツアー参加に関して】
・急で狭い階段の上り下りの回数が多く、船内を休むことなく歩き回り、途中休憩もないので体力勝負です。普段歩きなれてないと相当疲れると思います。朝食はしっかり食べて参加した方がいいです。
・ランドリーは蒸し暑く、冷凍・冷蔵庫にも入ったりするので脱ぎ着できる上着はあった方がいいと思います。
・ボディーチェックは機密機関に入る際には何度か受けるので荷物はカメラだけがベター。金属類も極力ない方がスムーズに思います。
参加料金119ドルは妥当かどうか
日本からの一緒に来たツアーの方々もオールアクセスツアーに参加してみようかという方がいらして、夕食時間に「どうだった?」と感想を聞かれました。
「全部英語はどう?」「119ドルの価値があるかどう?」ということの質問が多かったですが、オールアクセスツアー代金が119ドルが高いか安いか妥当かはその人個人がどう感じるかなのですが、私的には「妥当」な金額だと思いました。
船会社が主催している他の寄港地でのエクスカーションも半日だったらその位の価格前後が多いのでそう高いととは思いませんでした。
また機会があれば他船でも参加したいと思いました。
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