遂にって訳でもありませんが、4回目を数えるクルーズレポート☆
4種4様の客船に乗り、かなり知識が付いてきましたので、今回は
日記調の記述はやめて、クールにこのフネを評価したいと思いますb
そう、私達夫婦の性格からして、他の旅行とは比べ物にならない程の満足感が得られるのがクルーズ旅行ですが、乗り慣れれば慣れるほどに比較対象が増え、クルーズ全体を通して正しい評価が出来る様になってきた、という事b
つまり今回のクルーズでは『サービスや旅程の面でとてもザンネンな事柄もあった』、という事です。
尚、記事の中で度々語られる批評については、推測・憶測の域を 出ないものもあり、あくまで個人的見解という受け取りに留めて下さい。
船会社が意図したものとは限りませんので、誤解なき様に☆
それでは早速レポートに移りましょう☆
【東京晴海ふ頭旅客ターミナルに接岸中のコスタネオロマンチカ】
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■クルーズ代金と船のスペックでサービスの質が分かる?■
今回のクルーズの旅行代金ですが、¥100,170/人(税込9日間)
前々回乗船した【セレブリティ・ミレニアム】も安いクルーズでしたが、
それでも9日間で¥190,000でしたから、今回のクルーズが如何に激安特価か分かりますb
移動費も宿泊費も食事も、(時間限定ですが)お酒も、一部を除く施設利用も全てインクルード。
チップも含まれているので、サービスを受ける度にいちいち
ポケットから小銭を出す必要も無し☆
毎日遊んで食って寝てりゃ次の目的地に到着するし、荷物も
移動の度にパッケージングする必要も無し。
こんな楽チンで安い旅行もありません☆
なお、上記の様なオールインクルーシヴな料金体系ってのは、
クルーズ業界において
【全世界共通】
であり、例外はありません☆
ドリンクパッケージや船内のスペシャルレストラン利用などの有料オプションは存在するものの、
『このクルーズ料金に夕食は含まれておりません』
『チップはサービスを受けた時に個別にお支払い下さい』
などという事は絶対ない!、と断言できます☆
しかし…である。
「いやー、今回のクルーズは安く済んだ☆ ラッキーっ!♪」
なーんて両手離しで喜んだわけではありません、今回ばかりは。
これは今回のクルーズ旅行を終えて、改めて自己検証したものですが、【クルーズの質の高さ】ってのは、
≪クルーズ料金と船のスペック≫
でおおよそレベルが分かる、というのが私の結論ですb
これは、次回クルーズを検討する上で、一つのベンチマークとして大いに気にかけたいところです。
下表は、過去私が乗った【セレブリティ・ミレニアム】と今回の【コスタ・ネオ・ロマンチカ(以下ロマンチカと略)】、それに加え日本船の飛鳥Ⅱのクルーズ代金と船の諸元を比較したものです。
【クルーズ料金とサービスの質は比例する?】
特に注目すべきは、飛鳥Ⅱとロマンチカを比較した時、総トン数は大きく変わらないのに、ロマンチカは飛鳥Ⅱの2倍以上の旅客数だと言う事ですb
仮説で計算した【サービスマン一人当たりの旅客数】を見れば、サービスマン一人当たり、どれだけの人数をお世話しないといけないかが見えてきます。
当然世話する人数が少ない方が、きめ細やかな質の高いサービスが出来るのは言うまでもありません。
そしてサービスマンの人件費を払いつつクルーズ費用を下げる
ためには、設備や備品や料理の質を下げていくしかないのですb
そしてそれが、この後節々で語ることになる、不満に繋がってくる事になるのです…。
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では、ここからはテーマに沿って【コスタ・ネオ・ロマンチカ】を解析(笑)していきましょう☆
■施設の充実度に劣るロマンチカにリピーターが多い訳■
『もう、この船は3回目です』
『色々乗ったけど、結局このロマンチカが一番多いです』
『毎年6回ほど乗ってます☆』←凄過ぎww( ̄▽ ̄;;
そもそも今までのクルーズ船では、そんな事を聞くような機会…
会話なんかほぼ無かったワケですよb
にっぽん丸で会話して懇意になったのは1組程度。
ボイジャーはデカ過ぎて同じ人間とはほぼ会わないww
セレブリティで、同じテーブルで食事をする5~6組程度と親しく
会話できるレベル。
それがですね、ロマンチカときたらバーだろうが、レストランだろうが、ゲームの最中だろうが、ショーの最中だろうが、誰でも気さくに話しかけてくるんですね。
【初日出港直後のアッパーデッキウェルカムイベントと人だかり】
それも50,000トンクラスと言えば今では小型の部類に入りますから、9日間も一緒の船に乗っていれば、何度も何度も同じ人間と顔を合わす事にもなり、親交度と量は日に日に増えていくワケですb
ディナーで席に座れば隣の見知らぬグループから
『お隣になったよしみでカンパーイ☆』
なーんグラスを交わすのを皮切りに、どんどん会話が弾む弾む。
イタリア船籍のフネだけに、即席でイタリアの陽気な血が
混じるのか?ww
【レストランの光景…レストランと言うより大衆食堂の如き人の量w】
なお、普通のクルーズ船には当たり前の施設である映画の
スクリーンもない。
ミュージカルを催せる階層ブチ抜きのシアターステージもない。
プールなんて、どこかの露天風呂の様なミニサイズww
それでもリピートが絶えないのは、上記の家族的な一体感に加え、
『参加型のイベントが非常に多い』
という事ですb
これもイタリア船の特徴なのか。
(というか、シアター設備等、大ホールが無いのでそういうイベントにせざるを得ない、のかも知れません。船会社【コスタクルーズ】が所有する大型船では、2~3階層吹き抜けのシアターホールが存在しますから、そんな大型船までも常に参加型イベントばかり開催するとは考え難いのですb)
【ラウンジでの光景ですが、人多過ぎてもはや何のイベントなのか…】
他の船でも参加型イベントはあるものの、ミュージカルやムービー、
マジックショーや音楽ライブなど、シアターで【座って見せる】イベントも数多くありました。
しかしロマンチカは、そんなシアターが無い代わりに…
ダンスレッスンが終わればクイズの始まり。
クイズが終われば体を使った参加型ゲーム。
ゲームが終わればビンゴ大会が始まり、
ビンゴが終われば、またダンスレッスン…。
【連れがビンゴを引当てた瞬間☆ 現金400ドルげっとん☆】
休憩も無しにひっきりなしに参加型イベントが無限ループの様に
繰り返され、1度参加してしまうとそのまま次へ次へと引き込まれ、
最初は遠慮気味に参加していても、いつの間にかアクティブ脳に
切り替わって、そのままハイテンションに楽しくなってしまう…
という事かとww
【相手の足についた風船を追いかけて割るゲーム(笑)】
【ロマンチカ地獄】という表現は適切ではありませんが(笑)、他船とは
一線を画したイベントやアットホーム感にフィットしてしまったが最後w、
他の落ち着きのあるクルーズよりもロマンチカ一番!と、なってしまうのでしょうね。
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さて、ここまではロマンチカの特徴と、何か良さげ~、な事ばかりに終始しましたが、次の章では、じわじわと?本船の内情を鋭く突くような記述も混じってきますww
1、2日ほど、続編をお待ち下さい☆
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ to be contimue......
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