ぱしふぃっくびいなす見学

久しぶりの木曜日休み。横浜港に某旅行会社主催のぱしふぃっくびいなすの見学会に行ってきました。

横浜市港湾局主催の無料見学会だと数十倍の抽選になるのに、なんでこういう有料の見学会だと参加者は少ないのでしょうか？

定員５０名ところ、わたしを含めて２０数名と言ったところ。有料と言ってもピアノラウンジでのお茶とケーキがついて１時間半で１５００円ですから決して高くはないと思います。

もちろん旅行会社主催なだけにクルーズについての説明を聞かなければなりませんが、ま、そこは我慢して聞いたふり、聞いたふり。

パシフィックびいなすの船内に入るのは初めてですが、先代飛鳥と比べてパブリックスペースがなんとなくゆったりした感じ。天井が高いのも好感が持てます。

全部紹介しているときりがないので、この１月、就航以来初めてのリニューアルが行われましたのでその部分をご紹介します。

まず従来のチルドレンルームを改装した、びいなすサロンと言う名前のエステルーム（一番上の写真）残念ながら今回内部は見られませんでした。ここに関しては以前このブログの記事でもちょっと触れたことがあります。http://blogs.yahoo.co.jp/tim_nakins/26981796.html

次にプールサイドデッキのウッドパネル化。それにしてもどうしてこんな安っぽい市松模様のパネルにしたのでしょうか？船の甲板らしく長い木の板を平行に並べたものを想像していただけに実に残念です。やっぱり、コストダウンなのかなぁ。

三番目が自販機コーナーを改装したスモーキングコーナー。これも時代の趨勢かなと言うところですが、コーナーと言う名前にしてはけっこうちゃんとした小ラウンジになっていて愛煙家の方はくつろげそうですね。

ただ、自分自身としてはこういう施設を見る度に、「タバコをやめてつくづく良かった」と実感してしまいます。
自販機を全て撤去したのも評価出来ますね。

以上３点がパブリックスペースの改装ポイントです。

他にも見所はあったのですがまたいずれ。

こういうクルーズ船の船内見学会、船旅に力を入れている各旅行会社のホームページをマメにチェックしているとけっこう頻繁に見かけることが出来ます。

一度体験して見てはいかがでしょうか？

mr. punipcruises

船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者
東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。
少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。
初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。
水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。
公式サイトはこちらからどうぞ
www.punipcruises.com