このブログでもう何度と無く紹介した、西伊豆の元レストラン船スカンジナビア(旧名ステラ・ポラリス5209トン、1927年建造)がいよいよ今月31日にも35年間係留されていた三津浜の入り江を離れ、生まれ故郷のスウェーデンに戻ることになったようです。
昨年3月に閉鎖されたあと、カリブ海でクルーズするという話が持ち上がっていましたが、その後まったく進展せず、このまま朽ち果ててしまうのかと思っていましたが、今度はどうやら本当らしいですね。
わたしはこの船の外観、インテリア全てが大好きで、この場所のままどこかの日本企業が買い取って、また往年のようにホテル兼レストランとして復活して欲しいと切望していたので、なんとも複雑な気持ちです。
ずっと保存運動を手がけてこられた、地元沼津の保存団体の皆さんも同じ気持ちではないでしょうか?
ただ、船の行く先が生まれ故郷のスウェーデンであるということ、そして現役ではなく日本と同様保存船であるということがこの船にとってはセカンドベストな結末だと思います。
船台に載せての移送ではなくタグボートによる曳航が、はたして老朽化したあの船に耐えられるかということや、かの地スウェーデンでずっときれいに保存してもらえるのかといったような不安要素はありますが、まずは、彼女の第三の旅立ちを祝うことにしましょう。
当日は現地で引渡しセレモニーも行われるとか・・・・伊豆を去っていく姿をこの目で見たいですが、31日は月末、仕事は休めそうもありません。
せめてあと4日、引渡しが伸びてくれないかなあ。
わたし自身、この船の思い出はたくさんありますので、近々このブログにも書いてみたいと思っています。
読んでね。
西伊豆の松崎でマリンスポーツをしていましたので(今年は入院、手術が度重なりしてませんけど)、松崎から船でスカンジナビアに何度か訪れた事があります。船を横付けして水着でもは入れるレストランでもあり♪微妙に傾いた船体での食事も印象的でした。すごく楽くしかったです。そんな思い出の船が、なくなるのは正直、寂しいですね。でも新たなる船出に乾杯したいと思います!元気でなぁ〜
ついにスカンジナビアもいなくなるのですか.....各地で保存客船が消えることに寂しさを感じます。でも、行き先が生まれ故郷なら彼女も満足かも知れません。
船の寿命って他の乗り物に比べてどうなんですか?短いのですか?乗り物では、何と言っても船、舟ですね。小さければ小さい程いいですね。
ホロえびさん、船で乗りつけるなんてかっこいいですね。確かにスカンジナビアには小さな浮き桟橋があるのでよくヨットが横付けされていました。うらやましかったです。
地図屋さん、たしかに保存船って素人のわれわれが考えている以上に維持管理が大変みたいです。生まれ故郷でずっと大事に保存されることを祈りたいです。
YOSIOKAさん、他の乗り物にはあまり詳しくないので、寿命が長いのか短いのかよく分かりませんが、やはりどんなものにもいえることでしょうけどメンテナンス次第でしょうね。
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