早いものであの美しい船が和歌山沖に没してからもう一ヶ月以上が経過しました。
地図屋さんが教えてくれたWEBニュースによりますと引き上げはかなり難しいとか・・
なぜかその記事を読んで安心しました。
あの沈没は、日本を離れたくなかった彼女が、生まれて初めて自分の意思で選択した行為のように思えてならなかったからです。
船の構造上、当然なのかも知れませんが、海底に着いても横倒しにならず、海上に浮かんでいるときと同じ状態で存在していることに、彼女の意地というか、誇りのようなものを感じました。
その美しい体は、80年間ずっと彼女を包んできた母なる海を豊かにするための漁礁として、
そして魂は、はるか北の空のかなた、北極星(ステラ・ポラリス)へ
永遠なれ!
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上の絵は伊豆を離れる日、最後の姿を現地でスケッチしかけて、時間切れで放っておいたものです。
ずっと仕上げをする気がなくそのままにしていたのですが、やっと描き上げました。
これでなんだかふっ切れた気がします。
素晴らしい絵ですね、才能のある人がうらやましいです、これからも、海に関する。絵を見せてください
描かれたスカンジナビアと素敵なやさしいコメントを見、ほっとし、海底から浮かんできたような気がしました。今宵の月明かりが、海底のスカンジナビアまで届きますように!
ぽち・・・
kurtuk303さん、はじめまして!たいした絵は描いていませんが時々覗いてみてください。よろしくお願いします。
yamaさん、今夜は彼女も海底で輝いていることでしょう。ありがとうございます。
ジュジュさん、傑作ボタンありがとうございました。
ニュースだと、引き上げた場合船体が崩壊する!と言っていました。”生まれて初めて自分の意思で選択した行為”という表現。それをしてゆっくりと休ませてあげるのが最良かもしれませんね。みんなに愛されていたのだなぁ〜
こたけさんも同じ意見でうれしいです。でもこんなことはもう2度と起こってほしくないですね。
長い出張から帰ってきて、BLOG散歩をしております。 「静かにそのままにしておいてください」と叫んでいるだろうと思います。
図書館で、japan timesを見ていてびっくりしました。sankという言葉に目を疑ったのですが、やはりそうでしたか。静かに眠ってほしいものです。
駒さん、お久しぶりです。そうなんです。沈んでしまいました。彼女の最後の棲家です。
地図屋さん、出張お疲れ様でした。そんな彼女の思いが聞こえてくるようですね。
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