来年1月早々、ドイツのクルーズ会社デルフィン・クレウツファーテンがデルフィン・ボイジャー(23000トン)というクルーズ客船をデビューさせ、世界一周クルーズに就航します。
この船、もともとは日本船のおりえんとびいなす(21906トン、石川島播磨重工建造)。日本クルーズ客船のぱしふぃっくびいなすの小さいながらもお姉さんにあたる船でした。
1990年、それまで中古のフェリーやRORO貨客船をクルーズ船に改造して就航させてきた日本クルーズ客船がはじめて作った本格的クルーズ船で研修クルーズからレジャークルーズまで幅広く使える船で評判を呼んでいました。
しかしながらぱしふぃっくびいなすの就航で活躍の場を失い、いまのふじ丸と同じ日本チャータークルーズに移籍したもののほとんど使われず、ずっと相生のドックに係留されたままになっていました。
昨年ヨーロッパに売却され、その去就が気になっていましたが、なんとか無事ドイツ船(バハマ船籍)として復活にこぎつけるようです。
今回の世界一周では日本には立ち寄らないようですが、いつか同じドイツ船のブレーメンやアマデアのように生まれ故郷の日本を訪れてくれる日を期待したいですね。
イラストは名古屋港ガーデン埠頭に停泊中の在りし日のおりえんとびいなす。 名古屋のQueenmary2さんのリクエストで描いてみました。
ああ良かった・・係留されたままの船はかわいそうです・・いつの日か「元気でお里帰り」してくれるといいですね♪
p22seaさん、お気に入り登録ありがとうございます。この船いつか必ず戻ってきてくれると信じています。
はじめまして。おりえんとびいなすには10年前に乗ったことがあります。客船というものに乗ったのは、その時が初めてなのでとても懐かしいです。去年売却されたのは知っていたので、こうして復活したというニュースを聞くととても嬉しく思います。いつか日本へやってくることがあったら、ぜひ見に行きたいですね。
まゆきさん、はじめまして!わたしは乗ったことがありませんが、小さいわりに広いパブリックスペースを持つ、いい船だったと聞いています。まゆきさんが船旅を好きになった原点のような船なのですね。これからもよろしくお願いします。
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