新年からいきなり去年のお話で失礼します。
先日、東京港晴海ふ頭に小笠原クルーズに出発する太平洋フェリーいしかりを見に行った帰り、晴海からすぐ近くにある石川島播磨重工東京工場の跡地に10月にオープンしたばかりの「ららぽーと豊洲」に行ってきました。
もちろんここは元IHIの造船所。以前は護衛艦だの、フェリーだの、タンカーだのといった船がしょっちゅう入渠していました。
近年、晴海大橋の計画により大型船の入渠が不可能となり閉鎖。跡地に作られたのがこのららぽーとやマンション群といった超大型再開発施設です。
ゆりかもめの豊洲駅からも近いこともあってにぎわっておりました。
わたしが興味あったのはもとのドックをそのまま利用した水上バス隅田川リバークルーズの浅草行き発着所。この施設の海沿い、中心部にあります。
ドックのかたちはそのまま残し、水上バス用のポンツーンが浮かんでいるだけ。作業用のクレーンも一基だけですがモニュメントとしてそのまま残っています。かつて一般の人が入れなかった造船所の面影をしのぶことが出来ます。
ドックの入り口部分にかかる橋は可動式。つまり水上バスが入るときはハの字に跳ね上がります。その様子はまるですぐ近くで昔大型船が通るたびに開閉していた勝どき橋みたい(もちろんわたしは見たことがありません。いまは普通の橋になってしまっています)ロンドンのタワーブリッジもこんな感じなのかな・
このドックのまわりは公園になり、おしゃれなレストランやお店が立ち並ぶ、船をイメージした内装デザインの商業施設が取り囲んでいます。
惜しむらくは発着する船がHIMIKOだけだということかな。海舟や竜馬といったクラシカルスタイルの水上バスのほうがこの場所になんとなくふさわしいような気がしました。
写真1番上はドックの全体を写したもの、向こうに見える青い橋がこの造船所の閉鎖の原因となった晴海大橋。さらにその向こうが晴海国際船客ターミナルで写真では分かりずらいですが航海訓練所の大成丸が停泊している姿が少し見えます。可動橋は閉じています。
写真2番目は可動橋つまりドックの海側から写した水上バス発着所。この時点で可動橋は開いています。背景はショッピングモールのららぽーと豊洲です。
3番目の写真は入港したHIMIKO。浅草行きは一日たった3回の運航(1060円)のようです。
最後はHIMIKO入港中のこのドックのイラスト。こんな感じでかつての造船所時代をしのびながら家族で楽しむにはもってこいの場所でした。
ドックを利用されるとはいいアイデアですね。本当、いろいろな船の発着場所として有効活用されたほうが楽しそうですね。絵、いつもながらとても素敵です♪
ららぽーと内は 撮影禁止ですよ
音実さん、利用者が多くなればもっといろいろなルートに使えるのでしょうね。これから期待です。
y lo ol y viva vivaさん、ご指摘ありがとうございます。気がつきませんでした。さっそく削除しました。
訪問していただきながら、コメント遅れましてすいません。新年明けましておめでとうございます。昨年同様、今年も宜しくお願いいたします。いつ見ても、写真・水彩画綺麗ですね!これからも、ブログ楽しみにしています。
今は亡き青島都知事のときに消えた”都市博” 中止になってよかった反面、勝鬨橋の開閉は見たかったです。このこじんまりとしたかわいい橋は開閉するのですね。良い情報をありがとうございます。見に行かないと!(笑
mapleさん、あけましておめでとうございます。今年も神戸の客船の写真を楽しみにしています。よろしくお願いします。
こたけさん、わたしも勝鬨橋の開閉は一度見てみたかったです。この小さな橋の開閉もなかなか見もので、さすがIHIと言う感じです。ぜひ行ってみてください。
ハウステンボスの中にも跳ね橋(ゴッホの絵に描かれている様な橋)があります。運河と船着場も似たような感じであります。後は、HIMIKOを持ってくるだけで完成かと・・^^
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