１０大ニュース・PUNIP CRUISES ２００６

早いものでことしもあと２日、もう２００７年はすぐそこまで来ています。

と言うわけで今年一年を振り返ってこのブログで掲載した出来事の中でもわたしがとくに記憶に残っているものを１０位からカウントダウン形式で書いていこうと思います。

第十位

氷川丸･営業終了〜１２月
この記事に関しましては、ついこのあいだ書いたばかりの出来事なので省略させていただきます。横浜港もしばらくは寂しくなるかな。

第九位

セブンシーズ･マリナー東京来航〜１０月
今年、東京港に来航した外国客船はスタテンダム、シルバーシャドー、ザ・ワールド、ブレーメン、セブンシーズ・マリナーの５隻。そのなかでも一番印象に残っているのがフランス客船セブンシーズ・マリナーの入港を見に行ったことです。ブラスバンドの演奏する目の前で１８０度ターンの見事な接岸ショーを見せてくれました。それにしても東京港はギャラリー少なすぎ！

第八位

ザ･トパーズ船内見学〜１１月
今年はぱしふぃっくびいなす、飛鳥、と立て続けに船内見学をしましたが、やはり印象深いのがこの元英国のベテラン客船です。じつを言うとこのトパーズの船内見学は今回で３回目、何時間でもゆっくり過ごせるので何度訪問しても新しい発見があります。今回も建造当時のラウンジの装飾を見つけて喜んでしまいました。やっぱり古い船はいいなあ

第七位

HIMIKO超ショートクルーズ〜９月
東京湾フェリー、駿河湾フェリー、ロイヤルウイングなど、小さな船の短い船旅ばかり楽しんだ今年。なかでも東京港の水上バスHIMIKOはとても変わった船で楽しめました。外のデッキに出られなくても満足できた船は他にはあまりありません。

第六位

飛鳥、アマデアに変身〜３月
永年日本最大のクルーズ客船として君臨してきた飛鳥がついに日本とお別れ。わたしが乗ったことのあるただ一隻の本格クルーズ客船でもあり、さすがにお別れは寂しいものがあります。夜１０時の出港の際、大桟橋の反対側に接岸されていた飛鳥との汽笛の交換にはジーンときました。

第五位

ザ･ワールド清水来航〜４月
マンション客船ザ・ワールドが初来日したものの、東京港の殺風景な雰囲気がどうもなじめないわたしは静岡の清水港まで足をのばしてこの船を見てきました。富士山は残念ながら見えませんでしたが、やっぱり清水港はきれいな港です。帰りは駿河湾フェリーで伊豆の土肥まで行き、その足でスカンジナビアまで見てくるというハードスケジュールでした。

第四位

サファイア･プリンセス横浜来航〜９月
今年横浜港大桟橋にやってきた外国客船はザ・トパーズを除けばサガルビー、クリッパーオデッセイ、アマデア、サファイア・プリンセスのわずか４隻、うち３隻は日本で建造、さらにうち２隻は元日本船籍で、純粋な外国客船はサガ・ルビーだけ、ライバルの東京港に負けてしまっています。それでもやっぱりサファイア・プリンセスはその巨大さで迫力十分、横浜港大桟橋は一日中見物客で賑わっていました。

第三位

飛鳥空撮〜２月
日本の客船・クルーズ界での今年一番のビッグニュースはやっぱりクリスタル・ハーモニーの飛鳥変身デビューでしょう。ＰＵＮＩＰは三菱重工横浜造船所のドックを出て横浜港大桟橋まで航行中のデビュー直後の飛鳥をおそらく世界で初めて、航空写真の撮影に成功しました。

第二位

スカンジナビアとの永遠の別れ〜８月
わたしが少年時代から大好きだった西伊豆の保存客船スカンジナビアが日本を離れる日、運良くその瞬間を目に焼き付けることが出来ました。しかしながらその２日後、それが彼女との永遠の別れになってしまいました。

そして…

第一位

みなさんとの出会い〜通年
なんといってもこうしてわたしのブログを通じて日本中の船の好きな方たちと交流できたことが今年一番のビッグニュースです。船のいろいろなことを教えてもらったり、各地に入港した船の写真を拝見したり、わたしのイラストを見てもらったり・・・スカンジナビアの最後のときは暖かいコメントをたくさんの方からいただき、すごくうれしかったです。今年一年、本当にありがとうございました。こうしてこのブログで年末を迎えられるのも皆さんのおかげです。来年もがんばりますのでどうぞよろしくお願いします。

それではみなさん、良いお年を！