ムラーノ、８月東京来航？

え〜先日、この書庫で、今年の東京港は来航客船が少なく、外国客船に至っては２隻しかやって来ないなんてえ記事を書いたばかりなんでございますが…

突然、東京に初来航する客船のニュースが飛び込んできました。う〜ん、もっと早く言えよ〜

雑誌クルーズのＷＥＢニュースに、最近元ＮＣＬの創成期の客船スターワードことオリエント・クイーン（ルイス・クルーズライン、１５７８１トン、１９６８年建造）がムラーノＭＵＲＡＮＯと名を変えて、アメリカのコンド・クルーズという会社からデビュー。なんとこの夏、シンガポールから日本にやってくるなどという驚きというか、まゆつばものというか、そんな記事が載っておりました。

記事によりますと、８月５日に長崎に入港したのち、鹿児島（６日）、広島（７,８日）、大阪（９．１０日）、東京そして１６日に青森港に寄港とか…

東京港は８月１２〜１４日、お盆のさなかですね。しめしめ、仕事は休みだぞっと♪

この船をはじめて写真で見たときは未来的ですごくかっこいい船だと思い、すごく印象に残っていました。もう４０年近く前の古い船ですが、いまでもその先進性は全く失われていないと思います。

たしか来日経験はスターワード、ボレロ時代も含めて一度もないはずで、本当だとするとものすごく楽しみ♪

どんな改装をされるのか、どんな塗装になるかも全く分からないので、とりあえずオリエント・クイーンのまま東京港に入港した予想図を例によって描いてみました。晴海大橋から見た風景です。

続報を期待しましょうね。

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追記

トラックバックしてもらったつうせいさんのブログでどうやらムラーノはオリエントクイーンじゃなさそうなことが判明しました。

たしかにコンドクルーズのＨＰのデッキプランを見ると、元ＲＣＩのサン・バイキング、いまのオマールにも見えます。この船なら１０年前に東京と大阪に来航済み。

シンガポールのカジノ船ということで、元スターワードの姉妹船レジャー・ワールドかと思ったのですがますます分からなくなってきました。

謎が謎呼ぶ、ＭＳ．ＭＵＲＡＮＯ、果たしてどうなる事やら。

だいたいこんな古い船（なのかどうかも実はわかりませんが）で分譲マンションなんて大丈夫かぁ？

mr. punipcruises

船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者
東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。
少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。
初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。
水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。
公式サイトはこちらからどうぞ
www.punipcruises.com

神戸のまつ

2007-01-12 10:28

PUNIPさん、こんにちは。これもいいですね。ところでPUNIPさんは絵を描くのは月何枚位描くのですか。凄いスピードのように思うのですが。神戸のまつ

2007-01-12 11:05

あけましておめでとうございます☆ゲストブックに素敵な絵をありがとうございました♪今日気付きました(^^;遅れてすみませんっm(_ _)m今年も船のお話＆素敵な絵を楽しみにしています！

Anton

2007-01-12 18:50

あ、あ、青森〜！帰省してそっちで見ようかな･･･。

mr. punipcruises

2007-01-12 23:20

まつさん、こんばんは。水彩画は一ヶ月にこのブログに載せている数プラス４〜５枚というところですから、２０〜２５枚ぐらいかな？ひぇ〜！そんなに描いてるんだ！と自分でも驚いてしまいました。家族があきれるわけだ（笑）ちなみに一枚描くのに要する時間は計ったことがないので正確ではないですが、２代目にっぽん丸のような船だけの絵だと一時間ぐらい。まつさんの写真のにっぽん丸の絵だと３時間ぐらいです。