昨日、日本郵船株式会社より、横浜港の保存船、氷川丸の今後の保存公開計画が正式にリリースされました。fismajarさん、教えていただき感謝です。
何はともあれ良かった、良かった!いやあ〜 ほっとしました!
昨年末に予定されていたこの発表が遅れたときは、やっぱ日本郵船でも無理なんじゃないかと、本気で心配したものです。
でもべつの意味でも驚きました。
先日、横浜に久しぶりに見に行って以来、実はこの船の保存計画に関しましてわたしなりに無い頭を絞りまくって考えていまして…
こんな風にしたらどうかというアイデア(ってほどでもないけど)を絵にしてみました。
ちょうど本日、上のようなイラストが出来上がったのがこんなタイミングだったわけです。
したがいまして上の2枚の絵は日本郵船の発表となんら関係はありませんのでご承知おきくださいませ。
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わたしが考えたのは氷川丸の係留位置はそのままで、桟橋と山下埠頭のあいだを埋め立ててしまって氷川丸をメインにして昭和30年代の横浜をモチーフにしたテーマパークにしてしまったらどうかというもの。
その名も「昭和ノスタルジアパーク・氷川丸」
ヒントとなったのは東京ディズニーシーの中にあるアメリカンウォーターフロントというゾーン。ここは1930年代のニューヨークの街をそっくり再現し、港にSSコロンビアという大西洋定期航路時代のキュナードライナーそっくりな船を浮かべて、アメリカの古き良き時代の雰囲気作りをしています。
ここのところ、映画などでも昭和がブームになっており、ここに昭和をイメージした建物や商店街、キネマ劇場、こどもが遊べる空き地など昔懐かしい設備を設けて、氷川丸が戦後活躍していたころの横浜の街を再現したら面白いと思いまして…
メインとなる建物は昔の横浜駅のターミナルビルかな?
場内を走り回るのは昭和30年代から40年代に横浜市内を走っていたトロリーバス。
もちろん氷川丸は一切の装飾、展示などは無くして就航当時のままの状態で船内に入れるようにします。
現在のシーバスやマリーンシャトルの乗り場はもっと大桟橋よりに移転してもらって、かわりに大桟橋から昭和を代表する定期客船だったロイヤルウイングの乗り場をここに持ってきます。この船も建造当時の関西汽船の塗装に戻せばさらに昭和の雰囲気を盛り上げることが出来ます。
そうすれば大桟橋も2万〜3万トンクラスが4隻同時接岸することが可能になるし…
氷川丸単独だとどうやっても黒字化は難しいと思うのでつれづれなるままにこんなことを考えてイラストにしてみました。
建築物についての知識が乏しいものでパーク内の建物はなんだか明治時代ふうというかお城風というかひどいものになってしまいましたが、なんとなく雰囲気はつかんでいただけるかと思います。
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とりあえず日本郵船の発表では補修工事が中心でそんなに今の保存状態は変えないみたいです。
上のようになんかしなくても、お客さんがたくさん見に来てもらえる魅力ある保存船にしてもらえるならそれにこしたことは無いと思います。
日本郵船がプロデュースする新生・氷川丸。
来年春のデビューが本当に楽しみです。
このような楽しい発想の都市計画が是非欲しいです! 横浜市よ、開眼せよ!(なんてw
ついに発表しましたか。保存公開の方向で計画が進んでいることに安心しましたが...その後の管理をどうするかも十分に練ってほしいです。特に木甲板をどのようにするのか...この保守は大変な作業ですよ。
一度も見ないうちに無くなってしまうと思っていたが、危機一髪うれしい便りです。近いうちに横浜港に行ってみよかな〜。
保存にはどうしてもランニングコストが必要です。それを氷川丸入場料だけでまかなうのは不可能でしょう。日本郵船も何かを考え出してほしいものです。一つの問題点として「木甲板」のことを書きましたのでTBしておきます。
黄龍さん、氷川丸のない横浜港はいまや考えられません。日本郵船には永久保存をお願いしたいです。
非常に良いアイデアだと思います。氷川丸と共にロケ地として売り込めますね。新港埠頭にあった昔の客船ターミナルを復元するのも面白いかもしれません。
いいですね〜・(^^♪、このプラン・・ゆ〜せんさあ〜ん、ここによい企画書、ございますよ〜〜(^◇^)
shouさん、今月下旬から来月にかけて、外国客船が続々と横浜にやってきます。ぜひ見に来てください。
地図屋さんトラックバックありがとうございます。わたしも古い船の甲板は木甲板が命だと思っています。いっそのことすべて新しいチーク材に張り替えてボランティアのかたの力を借りて、きれいにメンテナンスしてもらいたいですね。
fismajarさん、さすがにここまでのことは日本郵船だけでは無理でしょうね。横浜市やそのほかの企業もあいのりでなら何とかなるのかな?期待したいのですけど…
つうせいさん、昭和を舞台にした映画のロケ地にいいかもしれませんね。新港埠頭のターミナルのデザインも使えそうです。そうするとやはり列車も引き込みたくなってしまいます。あ〜きりが無い!
音実さん、郵船関係者のかたが見てくれてるかどうか?もし見ていたとしても一ブロガーのたわ言、一笑に付されてしまうでしょうね。
はじめまして。地図屋さんのTB先をたどってたどり着きました。今日(2/3)はじめて日本郵船のニュースリリースを知りました。保存が正式に決定してよかったですね。でも前途多難ですね。
ONnojiさん、はじめまして。氷川丸の写真をたくさん撮ってらっしゃいますね。すごくうれしいです。来年どんな風になるのか楽しみですね。
今月から定休が取れるようになりました、必ず今月横浜港に行きます。
日本郵船が”その社会的使命”と言うくらいですから、期待できますね。あの場所から動かさないで補修するとなると、その光景も見てみたいです。最悪の結果を回避できて、本当良かったです。
shouさん、今月ならぜひ25日に横浜へどうぞ、トパーズとプリンセス・ダナエの2隻に会えます。わたしは27日に行く予定です。来月なら6日(QE2とアマデア)と20日(飛鳥とオーロラ)がお勧めです。
こたけさん、どんな改修工事になるのか、工事状況も楽しみですが、デッキはおそらく幕で覆ってしまうのではないでしょうか?日本郵船として、具体的な改修内容も公表してもらいたいですよね。
知るのが遅くなってしまいましたが、氷川丸の存続が決まったのは良いニュースですね。存続となれば、今後どのように生まれ変わるのか夢が膨らみますね。
sunburnさん、とりあえずほっとしています。あとは日本郵船のお手並みハ意見といったところでしょうか?
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