戦前の日本を代表する、太平洋航路の貨客船浅間丸(16947トン)です。
1929年、飛鳥や飛鳥、天洋丸3姉妹、ダイヤモンド&サファイア・プリンセスなど数々の名客船を生み出している三菱重工長崎造船所で建造。
英国カナダ太平洋汽船のエンプレス・オブ・ジャパンや米国ダラーラインのプレジデントクーリッジクラスに対抗して極東〜サンフランシスコ航路に就航しました。
戦争中は軍隊輸送船として活動中、バシー海峡で雷撃を受け沈没。
姉妹船の龍田丸、秩父丸(鎌倉丸)も同様の運命を辿りました。
絵は横浜港大桟橋から見た新港埠頭(現在の赤レンガ倉庫北側、海上保安庁の基地のあたり)に停泊、荷役中の想像図です。
浅間丸は2本煙突がとても安定感があります。個人的には歴代日本客船の中で最も重厚なデザインだと思います。
早速有難うございました。プニップクルーズさんのブログ、アーバンランチから検索してみつけ、そのページだけで昨日は閉じてしまいました。改めてゆっくり見せていただき、素晴らしいイラストと写真に感激です。先日のオーロラと飛鳥の入港日は横浜まで出掛け、写真を撮ってきましたが、2隻を同時に収めるアングルを求め右往左往。次の機会には県庁の展望台の利用が参考になりました。またお邪魔します。
前景の客船の船尾もいい情景ですね。ありし日の氷川丸の船尾の写真がありますよ。こちら→日本古写真倶楽部|氷川丸(昭和20年代)( http://blogs.yahoo.co.jp/dokidoki_puck/8601144.html )
前景の客船の船尾にばかり目が行ってしまいすいません。オ〜!、「双暗車注意」の札が描かれていますね。こちらに横浜の氷川丸の写真がありますのでTBさせてくださいね。
浅間丸も現存していれば、氷川丸の様にどこかに保存されていたかもしれませんね。
昭和10年に撮られた浅間丸のカラー映像です。http://www.youtube.com/watch?v=sClQGLe-T4M
よ・・・ヨダレが・・またこのような船が建造されればよいのに〜〜(^^♪
おぉっ、オーシャンライナー全盛期の横浜港ですね。技術的には秩父丸の方が進んでいるのでしょうが、やはり私はファンネルが2本ある浅間丸・龍田丸が好きです。ありがとうございました。
やはりPUNIPさんのイラストはいいですね!TBさせていただきました。
torakyojinさん、やはり二本煙突は船を一回り大きく重厚に見せてくれますよね。大西洋のライナーがこのころこぞってたくさんの煙突をつけていたのが良く分かります。もっともニセの煙突も多かったですけど。
m sattさん、こんど県庁の展望台から2隻並びが見られるのは8月1日の飛鳥&にっぽん丸です。その後、何度か二隻並びの機会があって、圧巻は9月24日にセブンシーズ・マリナー&飛鳥&ぱしふぃっくびいなすもしくはトパーズの3隻並びです。3隻並びは7月15日にも(飛鳥、ふじ丸、にっぽん丸)ありますが日曜日なので県庁には入れません。
ONnojiさん、お察しの通り手前の船尾の絵は氷川丸の船尾を元にして描いた架空の船です。「双暗車注意」は本当は英語表記(beware of twin propellers)も書いてあるのですが省略してしまいました。
黄龍さん、素晴らしい映像のご紹介ありがとうございます。やはりユーチューブは恐るべしですね〜こんな映像どっから出してきたのでしょう。またそれを見つけ出した黄龍さんにも感心しました。白と黒のツートンのコントラストが実にきれいです。手前の和船もいい味出しています。感動です!
音実さん、現在このスタイルの船を建造しようとすると同じサイズの現代風の客船の3倍のコストがかかるそうです。ちょっと無理ですね〜
松本あずささん、こちらこそこの船を描く機会を与えていただきありがとうございました。期待していた構図と違っていたかもしれませんけどね。
わっつさんトラックバックありがとうございます。昔は横浜でこんな光景が見られたのだと思います。
黄竜さん御紹介のユーチューブ浅間丸のカラー動画初めて拝見しました。貴重なものです。
堂々たる浅間丸の風情!良いですね!! あと、黄龍さんの御紹介ようつべありがとうございます。
takamaruさん、素晴らしい映像ですよね。とても70年以上前のものとは思えません。大きなスクリーンで見てみたいものです。
fismajarさん、停泊中の浅間丸の姿を描いてみたくてこんな構図になってしまいました。ユーチューブの映像の素晴らしさの前には色褪せてしまいますね。
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