ここのところ、暑い日が続きますので、涼しげな画像をどうぞ。
このたび、ある旅行好きのご年配のご夫婦とお話しする機会がありまして…
先日、ドイツの探検用クルーズ客船ブレーメン(ハパグ・ロイド・クルーズ、6752トン、1990年建造)で南極クルーズに参加してこられたというので、お話を聞いてきました。
旅の感想は「素晴らしかった!」の一言に尽きるそうです。
ご夫婦はこれまでも世界中の国々を駆け回っている旅のベテランで、船旅もサファイア・プリンセスをはじめ何隻もお乗りになっているとのこと、
そんな彼らが、口を揃えて、これまでで最高のクルーズだったと言っていました。
アラスカ、ノルウェー、アルプス、ニュージーランド等々、これまで行ったことのあるどこの大自然の景観が素晴らしい地域よりも美しく、魅力的だったとのこと。
極端に言えば、「南極にさえ行けば、ほかのどの国にも行かなくても地球の本当の素晴らしさが味わえる。自分たちはこんな美しい星に住んでいるんだと人生観まで変わってしまった」とまで言っていました。
ただし、南極に至るまでの航海は大荒れ、7000トン足らずの小さなクルーズ船ではいすに座っている人が倒れるぐらいまで揺れたそうです。
それだけに美しい南極の入り江に着いたときの感激はひとしおだったのでしょう。
船内も大型客船にはないアットホームな雰囲気で楽しかったそうです。
それにしてもこういう方たちとわたしとではもう世界があまりに違いすぎます。
「PUNIPさんも今度、南極に行ってらっしゃいよ」
「はあ、わたしなんかとてもとても…」
「クルーズはされたことがおありなの?」
「はあ、先代の飛鳥に乗ったことがありますけど…」
「まあ、いいわねえ、世界一周?」
「ま、まさか…ワ、ワンナイトです…」
と全てがこの調子でした。
ご主人が撮影された停泊中のブレーメンの素晴らしい写真をお土産にいただきましたが、そのまま載せるのもなんなので絵に描いてみました。
下の2枚の写真は一緒にいただいたブレーメンの絵葉書です。世界の客船の絵葉書の専門サイトであるSimplon Postcardsには載っていませんでした。
ブレーメン号による南極クルーズは素晴らしい。でも自分には手も足も出ません。絵葉書をもとに描かれた氷海の絵は見事です。
船の旅は旅行マニアの究極の旅でしょう。ゴージャスでしょうね。
つえださん、ありがとうございます。ただ、絵は絵葉書からではなく、乗客の方が撮った写真をベースに描きました。
船旅はほかの先進国ではごくポピュラーな旅行手段の一つで別に究極のものではないようです。なかにはおっしゃるとおりゴージャスな船旅もありますが、本来は決して高価なものではありません。
このブレーメンも船自体は小さく、質素な内装です。こういった実用重視の客船は世の中にたくさん存在します。
船旅イコール贅沢品としてしまっているのはどうやら日本だけの風潮のようです。旅行会社やマスコミのせいなのですが…
わお〜〜・・乗る機会は私にはなかなかないでしょうが・・ごうーじゃす〜な旅より、こちらの方が性にあっていそうだす(^^)・・素敵な絵、ありがとうございます。
涼しくなりましたよ〜(^◇^)☆
南極クルーズ♪・・夢の、また、夢です(汗)・・。
きっと、客船乗客マニア?の方にとっての極みなのでは!
音実さん、この南極クルーズ、船は決してごーじゃすではありませんが、そのクルーズ料金と、溢れるような大自然はおもいっきりごーじゃすだそうです。
ところでせっかく暑いと思ってアップしたのに涼しくなっちゃいました。あ〜ん!
あすみさん、そのうち安い料金で行ける日が来るかもしれませんね。その時まで、貯金しなくちゃ!
あと揺れが相当激しいみたいなので、船酔いを克服するという意味でも極みかも!
Punipさん、南極は是非一度は行ってみたいです(多分無理)クルーズはあまり好きではない私でも南極クルーズは行ってみたい・・・。
Punipさん、そう言えば来年ブレーメンは沖縄へやってくる様です。
石垣の宿さんはクルーズはあまりお好きではないのですか?クルーズ船にかかわるお仕事にしているとそうなっちゃうのかな?
でも南極は別ですね。
ブレーメンは来年秋にまた日本中を廻るようです。那覇と石垣に寄港予定となっています。
http://www.hlkf.de/redwork/do.php?layoutid=100&node=42361&language=1#
去年みたいなドタキャン防止のために今回は横浜でドック入りを予定しているのでしょうか?横浜入港から出港まで13日間のブランクがあります。
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