ピースボートの地球一周クルーズに就航中のパナマ客船ザ・トパーズ。
本日七時半に無事横浜港に戻って来ました。
わたしは最終寄港地の神戸に向かって出港していくところを見送ったのですが、いや〜とっても楽しい、そして感動的な出港シーンを見ることが出来ました。
もしかしたらこれまでわたしが見て来た客船の出港のベスト5に入るかも知れません。
今回の横浜で参加者の半分が下船してしまっているわけで、もっと静かな感じの出港を想像していたのですが、大桟橋に着いて見ると大勢の若者たちで送迎デッキはいっぱい!
みんな船上で手を振っている若者たちに向かって大声で話しかけています。
なぁるほど!3ヶ月間の船旅で苦楽を共にしてきた横浜下船組が、朝からずっとここに残って次港の神戸で降りる仲間に別れを惜しんでいるのですね。
ミスチルやハイロウズなどJポップがトパーズのボートデッキから大音量で流れるなか、お互いに手作りの旗を振ったり叫んでみたり。まあ賑やかなこと。若い人の熱気でムンムンしています。
やがてソーラン節をアレンジした曲と共に大桟橋で見送る仲間十数人による踊りが始まりました。
おそらく航海中にみんなで一生懸命練習したのでしょう。全員の息がぴったりとあったダンスに船上の仲間も声を掛け合っています。
そしてBANK BANDの「to U」と長音三声の気笛がアンサンブルを奏でる中、トパちゃんはゆっくりと大桟橋を離れて行きました。この時はもう双方とも大騒ぎ!
地球一周クルーズに出発する時はお互い知らない者同士、おそらくはこんなに盛り上がらなかったのではないかと思います。そう言った意味でも今回がこの船の一番賑やかな出港なのかも知れません。
他の日本船の時と違って横浜港側が企画した行事は一切無し(いつものことながら冷たいぞ!横浜港!)それでもこれだけ盛り上がるという事に改めて若い人たちのパワーを感じました。
それにしても、このトパーズを見ると欧米のようにこんな若い人が中心となったクルーズが一般化してくれるといいなとつくづく思ってします。
飛鳥の平均年齢七十歳と言う世界一周クルーズとは同じワールドクルーズでも対極にあるようなトパーズの乗客の方々(あ、もちろんご年配の乗客の方々もたくさんいらっしゃいますが)
その二つの年齢層の中間の世代のわたしとしては、まだまだ愛すべき蒸気船トパちゃんの手作りのような船旅に魅力を感じてしまいます。それって変ですかねぇ?
でも結局はどちらのクルーズにも参加出来ない、哀しい働きバチ世代なんでございます。はい…
蒸気船トパちゃんと言えばやっぱり黒い煙ですね。
トパちゃんのもうひとつの特徴である船体のサビサビは今回はほとんどありません。3ヶ月前の出発の時のほうがよっぽどサビサビでした。太平洋横断中、命がけで塗ったのでしょうか?謎だ!
今回、珍しく別れの紙テープを受け取ることが出来ました。こんなことでもなんだかうれしかったPUNIPです。
すごいなあ、特別な雰囲気ですね。若い人が船に接するのはいいことですね!
サビサビが綺麗にメンテナンスされ、PUNIPさんが感心される状態になっていたのは、短い停泊中のクルーの働きと思います。縁の下の苦労に思いをはせましょう。
な。。。なんとしても、ひとめ、逢いたい・・・
おかっちさん、神戸ならいつでも船旅が出来るではないですか!まずは近場の瀬戸内海の船旅を楽しんでください。
じゃむオジさん、なんのなんの、ソーラン踊りは若い人に混じってご年配のかたも何人もやってましたよ。本当に楽しそうに踊ってました。これはトパーズ伝統のダンスなんですね。
アントンさん、本当に賑やかな感じで楽しそうでした。それでも決して排他的な感じは一切なく、皆さんフレンドリーな雰囲気で好感が持てました。
たかまるさん、この船は古いだけに塗っても塗っても錆が出てきてしまうそうです。それだけメンテの大変な船をいたわって使っているスタッフの努力には頭が下がります。
音実さん、来年からピースボートは神戸に寄港しないという噂も出ています。お早めにどうぞ!一度見ておくべきですよ。
確か2月にプリンセスダナエとのツーショットをした日に、世界一周の航海へ出港したんでしたよね?。あれからそんなに経ったんだ…。101日間の世界一周の船旅なんてアッという間なのかな〜。もう少し若くて自由の利く身だったら、私も参加して見たかったなぁ…
3月以降大さん橋に行ってないですね。
とても、雰囲気が出ていて楽しめました。。。
こじ太郎さん、そうですよ〜あれからもう3ヶ月半も経ったんですよ〜年取るわけだ(って違うか?)
わたしもこじ太郎さんと同じ気持ちです。この出港の様子を見ていてつくづくそう思ってしまいました。飛鳥の時は別世界の出来事のようでそんな気持ちには全くならなかったのに不思議なものです。
MOKOさん、今度の土曜日(9日)の正午、横浜から次の地球一周クルーズに出発します。
お時間があればぜひ行って見てください。
以前横浜大桟橋で地球一周クルーズから戻ったトパーズ号と出会った印象は強烈に残ってます。でも、その時よりさらにバージョンアップしてますね。エネルギーが炸裂してますね、さすがトパーズ!!
・・・い、いかなきゃ・・・(^^♪
前の日所用で一日出掛けて(しかも横浜市)疲れていたので、今回は帰りであんまり盛り上がらないだろうから9日の出発を見に行けばいいや‥‥と思って家で寝ていました。こんなに盛り上がるなら行けば良かった‥‥。
2010年はSOLASが改正される年だそうですから、古い船は改造か引退かの決断を迫られるわけで、トパーズは引退を選んだのですね。QE2もこのタイミングで引退という噂もありますが、今からSOLAS改正までの間、古い船の動向は目が離せませんね。
キキさん、トパーズは船は古いですが若い人の熱気はすごかったです。
こんな船がたくさん日本にも登場すると本当にうれしいのですがねえ
音実さん、来てください!帰港は9月15日ですよ。
松本あずささん、9日も土曜日だし、地球一周の出発だしすごく盛り上がると思いますよ。
SOLAS改定はいろいろな船に影響を及ぼしそうですね。
いま来日しているドゥロスもやはり2010年で引退が決まっているようですし…
いままで何隻もの名客船を引退に追いやっている(キャンベラとか)SOLAS条約、海の安全を守るためとはいえ無情ですね。
神戸寄港が無くなってしまうとこの光景も見られなくなってしまいますね。しかしまた随分日焼けされましたね、PUNIPさん!(最後の写真)
つうせいさん、神戸寄港はこのまま消滅しちゃうんですかね。こんな楽しい出港シーンはまた見てみたいです。
日焼けは・・・たぶん息子の運動会のときだと思います。
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