海面に映りこむ船の影を描写するのが好きで、平水面に浮かんだり、航海したりする船をいつも描いてきたような気がします。
逆に言うと波の荒い海を描くのが苦手なわけですが…そんなことも言っていられないので練習のつもりで荒天の海を描いてみました。
超巨大ハリケーンに翻弄されるカリブ海のクルーズ客船です。
ま、現実にはこんな状況で乗客を乗せてクルーズするなんてことはほとんどありえないと思うのですが…
あまりに危機的シチュエーションなので、実在の客船をモデルにしながらも少し変化をつけてあえて架空の船をでっち上げています。
最近テレビで観たオシアノス号の沈没が思い浮かびました。
乗組員が真っ先に逃げ出すという考えられない無責任さには呆れました。
曇った空も荒波も凄い描写でポチ論!です。
こんな感じの荒れ模様は新さくら丸で経験しました。食事をしていても踏ん張っていないと椅子と共にとんでもないほうに運ばれました。
水彩で荒々しい表現を試されている事へ敬意!!
エアブラシ風のフォトショップでの表現と違って、かなり難しいですよね。
えと、既に御存知かも知れませんが、このような動画もございます。
「Voyager in cyclone Valentina」
http://www.youtube.com/watch?v=tVoMtPFtEg0
ご無沙汰してました(^^ゞ
このクラスの船がバウを突っ込んでいるって!のは大波ですネ
Punipさんの冒険世界ですな〜、大型ハリケーンの情報が入れば(船の)高速にものを言わせて避港するでしょうから・・・ありえない図というのはうなずけます。
そうですよね。
こんな荒波を航行するのでしたら、乗りたくないですよね(笑)
荒波の雰囲気はバッチリ出ていますね。
ポチ☆。。。
いちろうさん、今回はわたしはTVを見ませんでしたが、以前からよく放映されていた映像ですね。
オセアノス自体とても好きなスタイルの船だっただけに沈没とその乗務員の行動はショックでした。
こういう超大型客船の遭難は聞いたことが無いのですが(火災はありますが)どうなのでしょうね。気になります。
らつ子さんはこういう嵐を経験されたのですか?
沿岸近海のクルーズなら避けようがあるのでしょうが、大洋横断のときなど避け切れないこともあるのでしょうね。
さぞや大変だったと思います。
それにしても、こんな中で食事をしようとすること自体がすごいです。
FISMAJARさん、波の濃淡の加減がすごく難しかったです。
あの画像、見たことがあります。本当にひっくり返りそうなくらい傾いていますよね。
スペイン、イベロジェット社のグランド・ボイジャーですが、最近横浜にもやってきたエクスプローラーの姉妹船です。
どうもこの姉妹は波に弱いらしく、数年前エクスプローラーもハワイ沖で暴風に見舞われて遭難騒ぎを起こしています。
じゃむオジさん、大自然はいつ、どこで牙を剥くか分かりませんからね。こうした状況になることも十分考えられるかも知れませんね。
ですから「ありえない」と書いたのはちょっと言いすぎだと反省しています。
mokoちゃん、こういう状態だったらとても食事など出来ないかもしれませんね。
でも人によってはまるで平気だと言う人もいますのでたいしたものです。
わたしは本格的な荒天を経験したことは無いのですが、普通の揺れならば船酔いをしたことはありません。
あ・・
こういうの、すきです・・(●^o^●)
この波の感じ・・・空や、煙の感じ・・♪
音実さん、今までの晴れた空、静かな海面を描くことが多いわたしの絵の中ではちょっと異色の存在かも知れませんね。
排煙は海面と水平になびかせることによって風の強い感じを出してみました。
軍艦では時折見るシーンですが、この絵も迫力があります。最近のクルーズ船は少々の嵐は平気だというイメージがありますが、今も昔も嵐は怖いもの。絵からもそんな感じが伝わってきます。
SUNBURNさん、クルーズ船のこういったシーンは業界のイメージダウンに繋がるのか分かりませんがあまりおおっぴらに写真になることはありませんね。
本来、静かな海を優雅に航海しているほうが絵になるのかも知れませんが今回あえて挑戦してみました。
クルーズ客船がこのような荒天で船首が絵のようになることはもちろんあります。
私は実際の船で2度経験があります。
最初は1971年3月21日横浜からキャンベラに乗ってオーストラリアに初めて行ったころ(その後メルボルンからNorthern Starに乗ったわけですが)赤道近くでこのような状態になったと思います。
当時としては45000トンはかなり大きく、ブリッジか展望ラウンジ(クローズネストと呼ばれてました)にいなければ見えない光景ですが、間違いなくほとんどのバウは水面下だっと思います。
2度目はタスマン海でチャンドリスラインのPatrisに乗船したとき、小さな船体は頭から完全に見えなくなるまで突っ込みました。
今月のこちらで発行されている船の本で(ひょっとしてイギリスの本)船名はちょっと忘れましたがカーニバルクルーズの船が、描かれた絵のように、荒天の中を航行し頭ほとんどが海の中という実写が載っています。
再度確かめてまた書かせていただきます。
船体の細いQE2は荒天ではよくあるようです。
小野勇雄
わかりました。
描かれた絵のように頭を完全に海の中に突っ込んで荒天の中を航行している船はカーニバルのカーニバルデスティニーで、空撮した写真がアメリカで発行されているCruise Travel誌の7/8月号の33ページに載っています。
すさまじい写真です。
紹介できないのが残念ですが、機会があればコピーして投稿してみたいと思います。
小野勇雄さん、それはたぶん わたしがこの絵を描くときに参考にした写真と同じだと思います。すごい迫力のショットですよね。
でも残念ですがこのコメント欄では画像は投稿出来ません。
そうですよね。
コピーライトの問題もあるし、コピーは実際は不可能ですね。
失礼いたしました。
実際にこのような荒天に会うと波の威力はすごいものだとつくづく思います。
2005年にサファイヤプリンセスで大阪からシアトルへのクルーズで、アリューシャン列島では当然相当揺れると覚悟していたのですが全行程全く揺れず、この海域でもこういうことがあるのかと不思議に思ったものです。
PunipさんはCruise Travelなど海外誌を購読されておられるようで、オーストラリアで発行されている[CruisePassenger]という雑誌もありますが、ご存知でしょうか?
小野勇雄さん、カーニバルの荒天シーンはどこだったか覚えていませんがネットで見つけたもので、雑誌は講読していません。
[CruisePassenger]という雑誌も全く知りません。ごめんなさい。
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