またひとつ、胸の痛くなるニュースが飛び込んできました。
今朝の新聞によりますと、アルゼンチンの南極に近い海域で世界最古の探検クルーズ客船エクスプローラー(2398トン。1968年建造)が氷塊に衝突して、浸水し、沈没しかけているそうです。
幸い日本人を含む乗客100人と乗員54人は全員救出されケガはないとのこと。
その後のニュース映像とかを見てもほぼ沈みかけており、遭難地点から見てこの船の引き揚げは不可能でしょう。
世界最初の探検クルーズ専用船リンドブラッド・エクスプローラーとして40年近く前に建造されたこの船、高い砕氷能力を持ち、世界中の氷海をクルーズしてきました。
30年ぐらい前に来日したことがあり、わたしも横浜港大桟橋でこの船を見たのを覚えています。
見ての通り、横浜港のロイヤルウイングより小さなサイズの可愛らしい船でその船体色から「THE LITTLE RED SHIP 」という愛称で親しまれてきました。
あ〜あ、またひとつ名船が消えてしまった・・・
この件は、私も記事にしました。
どれ位の大きさの氷塊に衝突したのか不明ですが、砕氷能力もあり、設備もタイタニックの時代とは雲泥の差?があるでしょうに、不思議です。
今は優秀な航海装置が搭載されていると思いますが、どうして氷塊を探知できなかったか不思議ですね。原因を是非知りたいものです。船体は残念ながら沈没しましたが、犠牲者がゼロで幸いでした。
(タイタニック)の悪夢再来???
普通より固い氷があった?
人身事故ないのが何よりでしたが・・・
いちろうさん、報道によりますと、タイタニックが衝突した氷山よりずっと小さな氷のようで船体に開いた穴は握りこぶし大だったとのこと、それでも沈んでしまうのですね。
つえださん、氷塊はほとんどが水面下に沈んでいて、船体の喫水線より下の海中部分に当たったようです。
たかまるさん、「普通より固い氷」ってあるんですか?
もしあったら怖いですね(笑)
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