アムステルダム来航の時以来、1ヶ月半ぶりぐらいで保存船氷川丸のリニューアル工事の進捗状況を見てきました。
もちろん見てきたといってもわたしは関係者でもなんでもないのでただ山下公園から眺めるだけですが…
感想は・・・・う〜ん、なんか前回とあんまり変わっていないなあ
相変わらず船体は薄汚れているし…
救命艇が全部取り外されているのはおそらくどこかのボート専門の造船所に入れてレストア作業をしているのでしょう。木製なのでかなり痛んでいましたから…
あ、まさか、痛みが酷くてレストア不可能のためFRPで本物そっくりに新造しました!なんてことは無いですよね!郵船さん。
煙突後部のベンチレーター類が緑色のネットで覆われていました。塗りなおしのための塗料飛散防止?
デリックポスト(貨物積み下ろしのための支柱)も塗装のためのやぐらが組まれていました。
船首方面に目をやると、以前見学者のためにブリッジの真下のプロムナードデッキから船首楼甲板まで渡されていた鉄製の橋が撤去されています。
よしよし!いいぞ! この船は捕鯨船じゃないんですからね。
てことはフォアマストにデリックブームも取り付けてもらえるのかな?
あとは目立ったところは見当たりません。
リニューアル工事完了まであと6ヶ月、いよいよカウントダウンに入ってきた保存客船、氷川丸。
これからこの書庫ではこうして一ヶ月ごとに、この船の工事状況をご報告させていただきます。
それにしても今回、大桟橋に客船も居なかったのでそちらに目を奪われることもなくいつも以上にじっくりと氷川丸を観察することが出来ました。
いままであって当たり前のような存在で、ふだん横浜港に行っても気に止めることも少なかったこの船ですが、戦前の商船をこの目で見ることが出来ること自体が良く考えてみればもの凄いことなのですよね。
本当に素晴らしいリニューアルがなされることを期待しています。
fismajarさんの名作、氷川丸譚詩のver2 パイロット版はこちらからご覧ください。
12月24日の完全版完成がいまから実に楽しみ♪
お疲れさまでした♪
引き続きレポートをお願いしますね(笑)。。。
mokoさん、久しぶりにじっくり見るとやっぱり趣があっていい船でした。
一番下の写真はあまり見かけない構図でしょう?
氷川丸は終戦後病院船となり海外の日本人引上げ作業に従事していました。
私は少年の頃この船で満州から引き上げてきました。
港に停泊していた氷川丸の船尾に翻っていた日の丸の旗を忘れません。
まだまだ道半ばのようですが、作業は着実に続いているようですね。今後のレポートに期待します。
porquenosecallasさん、はじめまして
コメントありがとうございます。
わたしの義理の父も満州から引き揚げてきましたが、戦時標準船の貨物艙にスシ詰めだったそうです。
興安丸や氷川丸のような客船で帰りたかったと言っていました。
sunburnさん、確実に進歩はしているみたいですね。
どうなっていくのか楽しみです。
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