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伊豆の島々 3隻乗り継ぎ航海記   伊豆大島から新島へ

朝5時40分、大島入港のアナウンスで目が覚めました。
昨夜は普段と同じく1時半過ぎまで起きていた(遠足前のこどもと同じで船に乗るとワクワクして眠れない)ので4時間しか寝ていません。

まだ外は薄暗い中、大島北岸の港である岡田港に入港、わたしにとって20年ぶりぐらいの伊豆大島で、懐かしさがこみ上げてきました。

当時の岡田港はもっとずっと小さかった気がします。


岡田接岸中の「さるびあ丸」のデッキから望んだ最北端の乳ヶ崎と大島灯台です。

ここでは東京から乗船した約150人のうち半数が上陸しています。


乗客、そして荷物の積み下ろし後、「かめりあ丸」は速やかに出港。一路 利島経由新島に向います。


大島出港後、しばらくして大島の活火山である三原山の向こうから太陽が顔を出しました。これから一日が始まります。
軽食レストランからの撮影です。


「かめりあ丸」はゆっくりとピッチングをしながら大島を離れていきます。


次の寄港地、人口300人ほどの小さな島、利島が見えてきました。ただしこの時点ではこの島には「条件付入港」と言うことになっています。

つまり「西風が吹いているため、風と波を遮るものが何も無い 外海むき出しのこの港では果たして接岸できるかどうか判りませんよ。それでも良ければ乗ってくださいね」というもの。冬場は特に欠航率が高いそうです。

でもまだ波は比較的穏やかです。


風は強くなってきましたがなんとか利島港に入港しました。「港」と言っても防波堤兼用の桟橋が北向きに2本太平洋に突き出しているだけ。見ての通り富士山型をした、全くと言っていいぐらい平地の無い島です。
いかにも離島らしくて好みなのですが、今回は時間の関係で残念ながら上陸はしませんでした。


利島を離れ、次の島である新島に向う途中に見かけた無人島、鵜渡根島。

絶海の孤島のように見えますが、昔は人がちゃんと住んでいたそうです。なんたってここはメトロポリス東京都です。


新島が近づいてきました。島の南北に二つの小高い山があるので二つの島に見えます。


いよいよ新島港に入港しました。わたしはここで下船。

防波堤兼桟橋の向こうにはこの船がこれから向う式根島(手前の低い島)と神津島(向こうの小高い島)が重なって見えます。

次回は新島上陸編です。

音実

う・・・羨ましすぎます・・・本当に「いいなあ〜(^o^)/」
ポチリ☆☆

小太郎

船旅は如何でしたか?
20年ほど前までは毎年夏には家族で式根島に海水浴に行っていました。
新島にも一度仲間とキャンプ場に行った事が有り懐かしいです。
今は月に一回ぐらいの割合で伊豆大島に船釣りに出かけています。
☆ポチ☆

音実さんもぜひどうぞ

こたろうさん、今回、式根島では5年前にわたしの家族で海水浴に行った懐かしい海岸も訪ねてきました。
大島もこんどは上陸してみたいです。

こたけ

利島、行ってみたいのですよね。観光客で込みごみしていなさそうだし、遠景は素晴らしいし。スライムのような愛らしい形(笑 利島に行こうとしていて入港できなかったらどうなるのでしょうね。ずっと乗りっぱなしで戻ってくるしかないのかなぁ〜

こたけ

船の上からの朝日はさぞ爽快だったでしょうね。

こたけさん、利島に行くのはちょっと大変そうですね。東京都でありながら絶海の孤島なわけで・・・
スライムというのはいい表現ですね。食いしん坊のわたしは甘食に見えました(笑)

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