古い船や古いクルマ同様に古い建築物が大好きなPUNIPは自宅からさほど遠くない、埼玉県川越の街によく出掛けます。
ここは明治時代に建てられた蔵造りの商家が国道沿いにずらりと建ち並んでいる場所で、いつもたくさんの観光客が訪れて賑わっています。
ここを歩いているとまるで江戸時代の街にタイムスリップしたみたい・・・行き交うクルマが邪魔ですけどね。
ところでここに行き始めた頃はこうした建物がすべて昔からの建物だと思っていたのですが、最近どうやらそうでないことがだんだん判ってきました。
黒塗りの壁、格子戸、重厚な瓦屋根など、エイジングも施され本物の保存建築とそっくりなのですが、よく見ると普通の商家を改築して蔵造りに見せかけたり、新築だったり・・・
数十年前、まだこうして脚光を浴びる前は蔵造りの店は多かったものの、それ以外はごく普通の商店街だったらしいので仕方ないといえば仕方ないのですが・・・
よくぞまあ、ここまで徹底して昔の街並みを再現できたもんだと感心してしまいます。
そのくらいうまく「保存建築」と「なんちゃって保存建築」が溶け合ってこの川越の街並みを創りあげています。
船関連ではまったく興味もなく一緒にいこうともしない妻もこういう場所にはいそいそ付いて来るので、ふたりで「あ、あれもニセモノだぁ!」とか「あの家は本物なんじゃないか?」とか騒ぎながら歩くのが最近の楽しみになってしまいました。
往年の日本の客船もサイズは小さくてもいいからレプリカで復活してくれないかなぁ
さすがに外航クルーズ客船で復活させるのは無理でしょうが・・・
せめて芦ノ湖や浜名湖、琵琶湖あたりに「浅間丸」や「天洋丸」、初代「ぶらじる丸」を模した遊覧船でも就航してくれたら何度も乗りに行ってしまうのですけどね。
こんばんは。
川越のこのあたりは伝建地区(伝統的建造物群保存地区)になってるので、景観条例があると思いますよ。
ただ、現代の建物は見かけにこだわる割に施工がチャチで、ボロが出てるものも結構ありますね。
ほぇ〜・・・♪景観条例ってあるのですね〜。
公告やネオンの規制も景観条例の一つなのかなぁ?
みんな町を綺麗に保存しようとしてくれていて」嬉しいね(^@^*
本物でも、レプリカでも、イミテーションでも、私には小江戸の雰囲気が楽しめれば良いような気がします。寂びれて、シャッター商店街になっては困りますよね。ましてや、小江戸と呼ばれるくらいの街が元気でいなければ、伝統的な地域文化が失われてしまいますよね。
おっと!、ポチ忘れてました。ポチです。
p.s.船舶の絵がとてもお上手ですが、こういう街並みの絵も本当にお上手ですね。非常に感心しました。
えっ?プニップさんは横浜在住だと思ってましたが?(・・?
スケッチにどれ程の時を使われましたか?
凄い作品にポチ論!でございます!
デッサンは言うに及ばず渋いトーンで纏めた色彩...畏れ入りました。
川越 行きたい行きたいと思いながらまだ行っていません。良い雰囲気の街ですよね。スケッチに、写真に。さすがにPUNIPさんの絵は何を画いてもすばらしい!!。
カワイさん、景観条例っていいことですよね。
日本のどの街もヨーロッパのような美しい街造りをしてもらいたいものです。
とんとんしゃん、広告やネオンもどうやら規制されているようですね。
住むほうは大変かもしれませんが・・・
ONnojiさん、わたしも同感です。
街が栄えていくにはこうした雰囲気作りが最も大切だと思います。
日本全国、どこも似たような街ばかりあふれているので、それではシャッター通りが増える一方でしょう。
yuさん、わたしは全然横浜在住ではありませんよ〜
どちらかというと埼玉県に近いほうの東京都です。
よろしくね。
らつ子さん、この絵のラフスケッチはほんの5分ほどです。
撮った写真を見ての仕上げも1時間ぐらいで、あまり時間はかけていません。
しかし、船の絵に較べるとやっぱりまだまだですね〜
トシさん、ぜひ川越に一度行ってスケッチをしてみてください。いいところですよ。
ただし、わたしはここより千葉県の佐原のほうが好みですが・・・
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