今回は「モナ・リザ」の船内部分をご紹介します。
どこを歩いていてもいままでかつて味わったことのない落ち着いた超上質の空間が広がっています。
それでいながら時折、こんな場所をかつて巡ったことがあるような既視感も味わっていました。理由はのちほどご説明します。
それにしてもこんなクオリティの高い客船で南極を廻って日本に戻ってくるクルーズが16日間で60万円は安いですよね〜
もっともわたしには残念ながら全く手が出ませんが・・・
8Fリドデッキ最前部、ブリッジの真下にある展望ラウンジ「スターライトラウンジ」です。
ここからの眺めは抜群。でも海が荒れているとちょっと辛い場所かも知れませんね。
ここのほぼ中央には「モナ・リザ」の100分の1の模型が飾られていました。詳しくは後日アップします。
「スターライトラウンジ」の右舷側にある「カードルーム」
日本人のチャーターですのでお約束の麻雀テーブルが並べられています。
8Fリドデッキ後方の「サロン・カリブ」。この船で2番目に大きなラウンジです。
さらに後方の「プールサイド・ベランダ」
こういうこじんまりしたスペースが好き!
7Fのシアター。 暗くてすみません
シアター左舷の「ライブラリー」
実に格調高い部屋ですが、日本の書籍、雑誌が並んでいました。
ここでインターネットも可能です。
「ライブラリー」後部のやはりこじんまりとした「リビエラ・バー」
7Fのメイン階段踊り場の壁。
寄せ木細工というのでしょうか?いろいろな種類の木を組み合わせて北欧風の大きな物語性のある絵を描いています。
残念ながら何をモチーフにした絵なのかは判りません。
これを見て、かつて西伊豆の入り江に浮かんでいた同じスウェーデンの客船「ステラポラリス」(スカンジナビア)のラウンジの壁にも同じようなものが描かれていたのをふと思い出しました。
この「モナリザ」の大先輩にもあたる、北欧インテリアの粋を集めたようなクラシカルな小型高級客船で、わたしは大好きで伊豆を訪れるたびに何度も立ち寄り、宿泊したこともありました。
船内を見て廻っている間、時々襲ってきたデジャ・ヴのような感覚はどうやらこの「ステラポラリス」の船内の思い出だったようです。
客室の廊下。 壁一面が高級な木材で包まれ、床のカーペットはスウェーデンの国旗の色であるプルーとイエローで彩られています。
建造時からの姿を留めているのでしょうか?廊下にまで格調が溢れています。
客室。 比較的安いグレードの部屋ですが、一緒に見て廻ったカナマル氏は「同じ価格帯のほかのピースボートの船に較べると格段に広くて立派!」と驚いていました。
レストランの入り口。 このあたりの壁も高級木材で仕立てられています。
レストラン。凄過ぎ!
あまりの豪華さ、格調の高さにしばらく言葉が出ませんでした。
普通にこんなレストランでフルコースの食事を取ったら一体いくら取られるのだろうと貧乏人のPUNIPは考えてしまいました。
最後にこの船の最下階にあるインドアプール。
かつて北大西洋定期航路に従事していた大型客船にはこうしたインドアプールは必需品でした。その頃の名残ですね。
もちろんジャグジーやサウナも併設されています。
ほかにもスポーツジム、美容室、医務室などありとあらゆる設備が整っていましたが長くなってしまいますのでまた機会がありましたらご紹介します。
こんな贅沢な内装の船にピースボートの人たちは乗船しているのですかっ^_^;・・・
今日はたまたまららぽーと横浜でレイトショーの映画を観てたのですが時間待ちの間にTAMIYAのプラモの店を覗いていたら 飛鳥の全長約80センチくらいかな〜目測ですが模型が飾られていて 船底部まで(当然ですが^_^;)みえるのでなんだか寸足らずのようなずんぐりしたスタイルに見えました 普段現物を水面から上しか見てませんしね(^^ゞ 確か完成品でなのか?5万円くらいでした^_^;
なかなかクラシカルなデザインでいいですね。
貴重な写真をありがとうございました。
とことんWoodなんですね。すばらしいですね。
船を選んだピースボート関係者のセンスには頭が下がります。船内見学を熱心に勧めてくださった理由がわかりますよ。これなら次回はぜひ、という気持ちになるかも。(私も手は出せませんが)
この船での航海はもう1回だけチャンスがあるそうですね。
木のぬくもり・温かさがこの客船には満ち溢れていますね。
出来る事ならSOLAS条約遵守のエンジンに交換して再就航を!
本当にそう思います。乗船していても飽きがきそうにありません。
船室に宿泊してみたい客船です。
凄い!の一言ですね。 船体のビスもいい味出してますね。
実物を見たかった。
木の落ち着いた雰囲気が何ともいえないですね。派手な現代な船よりも高級感で趣味のよさが感じられます。もう、こんな船作ろうとしても作れないのではないですか。トシ
・・・・・・素敵です。
素材が良く手入れが行き届いていれば、ここまで綺麗に保てるのですね。
踊り場の壁画ですが、スカンジナビアにも確かありましたよね、お城と民族衣装を着た人が描いてあったような・・・・・・
yuさん、「飛鳥」の模型ですか!見てみたいですね。5万円じゃ買えないけど・・・
今度アップしますが、ラウンジにあった「モナ・リザ」の模型も良かったですよ。
roppyさん、古い船だけに古典的な内装は素敵でした。
アントンさん、もう一航海するわけではなくて、今回の地球一周航海で空きがあるため、アルゼンチンから南極を回って日本に戻ってくる16日間の区間クルーズを募集しているようです。
kujiraさん、実はこのウッドたっぷりの内装が逆に仇になってしまい、SOLASの防火基準を満たすことが出来ずに2010年の引退となってしまったようです。
浦郷湾さん、この内装のシックな雰囲気はもう新しい船では決して味わえないと思います。それだけに引退は残念です。
トシさん、木材が高級すぎて価格的にもですが、防火基準上もこういう木材を多用した船は造れません。残念なことです。
はまねこさん、この記事の本文中に書いてある「ステラポラリス」というのが、「フローティングレストラン・スカンジナビア」の本当の船名です。
あの船の晩年はいろいろなところにかなり痛みは出ていましたが、あの寄せ木細工(?)の壁はしっかりしていました。懐かしいです。
ピースボートでこれに乗船している方のブログです。
現在進行形で書かれており、うらやましい限りです。
ブログのURLはっときます。
http://blog.livedoor.jp/t_liverpool/
先日、晴海でご一緒した葉菜です。
モナ・リザの中はこんな風になっていたのですね!!!
なんて豪華なんでしょう☆
古きよき時代の船旅が、どんなに優雅なものだったのかを思わせますね。
う〜ん、この船で旅をしてみたかったです。
ano*her*sk*562*さん、はじめまして!ご訪問ありがとうございます。
ブログ見てみました。本当にうらやましいですね。
葉菜さん、ご訪問ありがとうございます。その節はずうずうしくもすっかりお世話になっちゃいました。
また晴海でお会いしましょうね。
「トパーズ」がクラシックでいい船だと思っていたのですが、この船はそのさらにずっと上を行っています。
ピースボート史上最上級の客船と言っていいと思います。
南極航路、乗ってみてはいかがですか?
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