最近、モノクロでの彩色にされてから、客船のイラストでメキメキと腕を上げてきたY!ブログ仲間のわっつ画伯(すごく上手ですよ〜、是非ご覧ください)に対抗して、わたしも古い客船をモノクロで描いてみました。
戦前のドイツが誇った大西洋航路の客船「オイローパ」(49756トン、1930年建造)です。
そのモダンで美しいスタイルと当時としては画期的に短い煙突で、姉妹船でブルーリボンホルダーの「ブレーメン」とともに一世を風靡しました。
この2隻の姉妹はトップデッキに陸上との連絡用の郵便機(フロート付き小型水上機)を搭載し、空母のようにカタパルトを使って発進させていたことでも有名です。
「ブレーメン」は第二次大戦中に火災事故を起こして沈没しましたが、この船は戦争をなんとか生き延び、しかしながら戦後賠償のためフランスに取られ、フレンチラインの「リベルテ」として1961年新造船「フランス」の完成まで活躍することになりました。
戦前の北ドイツ・ロイド社(現在のハパグ・ロイド)の客船を描くのは実は今回が初めて。やっぱり昔のオーシャンライナーは趣きがありますね〜
こんばんは。
この短い煙突は難点もあったようですね。
また、船首側の上部構造に曲面を使うというのも当時としては常識を超えていたとか。これはその後、クイーン・メリーなども曲面を使い、今じゃ一般化していますが・・・。
カタパルトも備えるなど、色々な面で先進的な船だったんですなぁ。
kawaiさん、さすがよくご存知ですね。
この短い煙突は後部デッキへの排煙の落下がすごくて、後年普通の背の高い煙突に改造されました。
デザイン的にはこの短い煙突のほうがわたしは好みです。
いや〜 画伯だなんてやめて下さいよ〜
流石PUNIPさん素晴らしいです、めちゃくちゃ格好良いです
この原画欲しいなぁ〜〜〜
わっつ画伯にほめられると恐縮です。
ぜひ、今度は姉妹船の「ブレーメン」を描いてみてください。
あのちっこい「ブレーメン」じゃダメですよ〜(笑)
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