横浜港大さん橋で開催されていた客船絵画&写真展に出展したわたしの作品、4点目は日本チャータークルーズの「ふじ丸」です。
今回、展示のテーマを「日本の4大クルーズ客船」と決まったとき、メンバーの間から「ふじ丸の作品って集まるかね〜」という誠に失礼極まりない会話が交わされました(結局、ずいぶん多くの素敵な作品が集まりましたが・・・)
もちろんわたしも同調したひどいヤツなのですが、たしかに4隻のなかでは一番地味な存在なのは確か・・・
一番古いから? チャーターばっかりだから? あんまり宣伝してないから?
日本で最初のクルーズ専用大型外航客船というエポックメーキングな船なのに・・・デザインだってなかなか垢抜けていてかっこいいのに・・・
そんねわけで、このときにわたしが描く今回の展示会の「ふじ丸」の絵の構想が決まりました。
題して「ふじ丸、バージョンアップ・プロジェクト」****〜クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー日本船部門万年最下位をどげんかせんといかん計画・・・うわ、サブタイトル、長っ!
まぁ、つまりは「ふじ丸」を団体チャーターの研修船から脱却して本格的なクルーズ客船にしてしまおうと言う、わたしが所属会社になんの断りも無く考えた、実に勝手な想像イラストというわけでございます。
う〜ん、今こうして改めて眺めてみると今は無きギリシャのクルーズ会社、エピロティキ・ラインの船みたいになっちゃったかな?
具体的な改装箇所の詳細は絵に直接コメントをへたくそな自筆で書いてありますので、読みにくいですが拡大してご覧になってみてください。
会場に展示しておくと結構多くの方がこの絵に目を留めて行ってくれましたし、船ファンの間での反響もずいぶんと大きなものでした(良いか悪いかは別として・・・)
皆様も「もっとこんな風にしたら良くなるんじゃないの?」といったようなアイデアがございましたらぜひコメントをお寄せくださいませ。
あ、「ふじ丸」関係者の皆様・・・もし読んでいたら、勝手にいじっちゃて本当に本当にごめんなさい・・・これからの「ふじ丸」の活躍を期待しております。
大笑いしながらパソコンの画面に見入ってしまったので、ウチの夫から不審がられました(笑)
まじめな考察「も」あるんですが…ウケるところ(内輪ウケかも)が多すぎです〜(爆)
こんな「ふじ丸」なら長期連続第一位の「飛鳥II」の座を奪うことも可能かも?!
ファンネルが…笑えます。
汽笛を鳴らしたときに2、3mぐらい持ち上がったらおもしろいのに。
でも、これならシップ・オブ・ザ・イヤー取れるかもしれないですね。
今から早割り予約出来ますか?
リドデッキいいですね。後部デッキのプールは赤富士の見える混浴露天風呂にしたらいかがでしょう。でも直上のラウンジから丸見えか。じゃあオリジナルのプールを混浴露天風呂はどうでしょう、混浴露天風呂。リドのお客さんが落ち着かないかな。それと50メートルくらい船体延長して全長200メートルの3万トン客船にしてみたいです。
なかなかいいですね。
煙突の白いところは、煙ですぐに黒くなったりして・・・
ペンミさん、いやいやこちらとしては全てごく真面目な考察として描いたんですよ〜(笑)
これが完成すれば「飛鳥」なんて目じゃないです。
Sakichoさん、なるほど〜 活火山なわけですね。
そうすると東京ディズニーシーの火山みたいに時々火を噴き上げたりする必要がありますね…いやいや船火事では無くってです(笑)
tsuseiさん、富士の見える露天風呂なら当然箱根温泉から直送のお湯ですね。
船体延長はそれじゃなくても「にっぽん丸」より1層高いデッキを更にかさ上げしているので必要かも知れません。全長が220メートルぐらいになると大きさでも「飛鳥」に見劣りがしなくなります。
ふねきちさん、そうなると困りますね。
素晴らしいの一言。実は私は「ふじ丸」が出来た時、その不釣り合いの船容にがっかりしました。
しかしPunipさんのバージョンアップで好きになれそうです。
ただ、2つばかり私のアイデアを聞いて頂きたく。。。。
ラウンジは前部と後部にすでに有るので、船首のガラス張りのCafe LoungeはSeabourne3姉妹のようにGrandSuiteのような船室を2部屋か4部屋を追加、またはbalconySuiteのデッキをそのまま延長して現在の前方「遊歩甲板」(懐かしい言葉ですねえ)にGrandSuiteを設置、その下へ2層の前方遊歩甲板はいかがでしょう。現在のものは全船客にはあまりにも小さ過ぎます。これで増えた殆どの船客が収容できることになります。赤富士はちょっと。。。。すみません。
James
ジェームス小野さん、なるほど日本船でブリッジの下の前方に面してベランダ付客室を持った船は無いですものね。すごく売れるかもしれませんよ。
「遊歩甲板」・・・懐かしい響きを持った言葉です。
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