東北関東大震災は甚大なる被害を巻き起こしています。
ことに海沿いの町での被害が大きく海からの救難活動が必要ですが、港が壊滅状態なのに加えて海面に漂流するおびただしい量の瓦礫が自衛隊等の救助活動を阻んでいるようです。
ここに紹介する客船は今から70年近く前、関東大震災のときに横浜港大さん橋に停泊中に地震に遭遇したものの船長の的確な判断ですぐにさん橋を離れ、その後の被災者の救難活動に大活躍した、英国カナディアン・パシフィック・ラインの客船「エンプレス・オブ・オーストラリア」(21861トン、1913年建造)です。
今回の大震災はこのときとは状況が違い、現状ではまだまだ無理でしょうが、ある程度落ちついたらこうした客船、フェリーの活躍を期待したいと思います。
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