ピースボートチャーターのクラシッククルーズ客船「ジ・オセアニック」の両舷にあるプロムナードデッキとブリッジ下の展望ラウンジにはわたし好みの昔の定期航路客船のイラストポスターがこれでもか!というばかりに飾ってあります。
どれも素晴らしい作品ばかりでいつまでも見飽きないのですが、ここで何回かに分けてその一部をご紹介します。
まずは、戦前のイタリア、ラ・ヴェローチェ社の大西洋航路客船「アメリカ」AMERICA(8996トン、1909年建造)
当時の欧州とアメリカ大陸を結ぶ航路の定期客船の大半は黒塗りの船体だったはずで、こういったいかにもお洒落なイタリアらしい純白の船体はさぞかし目立ったことと思います。
英国、カナディアン・パシフィック社のポスター・・・おそらく「エンプレス・オブ・スコットランド」EMPRESS OF SCOTLAND(24581トン、1921年建造)ではないかと思います。
構図が実にいいですね。
スウェーデン、スエディッシュ・アメリカ・ラインのおそらく戦後のポスター
描かれている船は2代目「グリップスホルム」GRIPSHOLMか3代目(先代)「クングスホルム」KUNGSHOLMのような気がするんですけど・・・違うかな?
オランダはホーランド・アメリカ・ラインの初代「ニュー・アムステルダム」NIEUW AMSTERDAM(36982トン、1938年建造)
この船に関してはもう何度もこのブログで取り上げていますが、わたしの大好きな客船の一つ
ブリッジと第一煙突をアップしたダイナミックな俯瞰構図が印象的です。
戦前、戦後を通じて日本の港でもおなじみだったフランス、メッサジュリ・マリタイム社の「ラ・マルセイエーズ」 LA MARSEILLAISE (17408トン、1949年建造)
そういえばこの船の絵ってまだ一度も描いたことがないような気がします。
まだまだたくさんありますが、次回・・・
この展望ラウンジ、船好きにはちょっとした博物館/美術館の価値がありますね。次回も楽しみ。
Berlinerさん、このポスターの数々は本当に楽しめます。ピースボートの船内見学会は他の日本船の見学会と違って、乗船したら最後までゆっくりと自由に船内を歩いたりラウンジでくつろいだりできるのがとてもうれしいです。
new Amsterdam号のポスターを探してます。
私が若いころ、結婚まえですが、この船にクル―として乗船してました。いまだオランダの船員手帳を記念にもってます。
この船のあとはStartendam号に乗りました。
苦しかった仕事だったが今では楽しい思い出となってます。
メインダイニングのチーフスチワートとして、日本人として後にも先に初めての採用でただ一人諸外国人の中で働きました。
mas*hir*810*3*5さん、はじめまして!コメントありがとうございます。
このNIEUW AMSTERDAMに乗船されていたなんてずいぶん昔の話なんですね。すごいです。
この名前を冠する船はいまはもっと大型の最新クルーズ客船になってしまっています。
日本人クルーも何人か乗っているのではないでしょうか?
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