ピースボート「ジ・オセアニック」の船内に飾られているポスターシリーズの続きです。
まずはいまやカーニバルの傘下としてすっかりアメリカのクルーズ会社になってしまった、オランダはホランド・アメリカ・ラインの「マースダム」(8812トン、1921年建造)・・・スペイン語で書かれているところをみると、南米
航路のポスターなのでしょうか?
こんな小さな貨客船なのに2本煙突というところがかわいいですね♪
この船、同社の「マースダム」としては3代目、こんな昔の船なのにもうすでに同じ名前の船が2隻も過去にあったなんて、どんだけ古い会社なんだよ、ってところですが、ちなみに現在のクルーズ客船の「マースダム」は5代目にあたります。
フランス、CGT(通称、フレンチ・ライン)の中型客船「コロンビエ」COLOMBIE(13390トン、1931年建造)
フランス〜中米航路の地味な船ですがわたし好みのデザインをしています。
トロピカルな夕景の図柄もいいですね。
スペイン、イバラ社の「カボ・サン・アントニオ」(12275トン、1930年建造)3姉妹船のアールデコ風ポスター。
この会社はもうすでにありません。
やはり今は無き、スペイン、ピニロス・ラインの「カジス」CADIZ(5617トン、1909年建造)
いいなぁ・・・こんなポスター、ほしいなぁ
NYの摩天楼をバックにした戦前の英国キュナード・ホワイトスター・ラインの2大看板客船の有名なポスター
右が初代「クイーン・エリザベス」QUEEN ELIZABETH(83673トン、1940年建造)
先日の夜のTVでこの船の3代目が登場・・・「世界最大級」なぁんて大ウソで紹介されていましたが、こちらの船は当時まぎれもなく世界最大でした。
左はいまも米西海岸で保存船として健在の「クイーン・メリー」QUEEN MARY(80774トン、1936年建造)
ちなみに「キュナード・ホワイトスター・ライン」の社名はキュナード・ラインが「タイタニック」などで有名だったライバルのホワイトスター社を吸収合併して1934年から同社の170年以上にわたる長い歴史のなかでたった11年間だけ存在した会社です。
そういった意味でも貴重品のポスターかも・・・
次回、その3に続きます・・・たぶん(笑)
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