今月一杯で株式会社フェリーさんふらわあに統合され、その70年近い歴史に終止符を打ってしまう老舗国内旅客航路会社の関西汽船
もともとこの会社はフェリーさんふらわあの親会社である商船三井が大昔、大阪商船だったころにそこから独立した会社なので、元の鞘に収まってしまったかな?という感もあるのですが・・・
関西〜別府航路や関西〜沖縄航路などに数々の名船を生み出してきたこの「関西汽船」という会社は事実上消滅してしまうことになります。
関東人とはいえ何度も乗船したことのある少年時代からの客船好きにとっては実に寂しい話題です。
絵はフェリーさんふらわあになってもけなげに伝統の「ハーバーグリーン」と呼ばれるオリーブグリーンの船体色を守り続けている小倉〜松山航路の中型フェリー「フェリーはやとも2」(4238トン、1987年建造)、姉妹船に「フェリーくるしま」があります。
煙突はこの絵の通りではなく、もうしばらく前から商船三井カラーの濃いオレンジ一色になってしまっていますが、このハーバーグリーン塗装は今後いったいどうなってしまうのでしょうか?
上部車両甲板の外壁に多くの四角い開口窓が並んでいるので、ほかの「さんふらわあ」と同じような大きさであのマークを描くのは難しいと思うのですが、いくつかの窓を塞いで描いちゃうのかなぁ・・・
乗客にとっては「フェリーさんふらわあ」と書いてあるのに全然さんふらわあマークが無いというのは違和感を覚えるでしょうけどね。
今度のドック入り(1月ごろ?)が注目ですが、出来ればこのままの塗装をずっとずっと保っていてもらいたいですね。
あ〜あ、「ロイヤルウイング」・・・この塗装に戻してくれないかなぁ
私もこの配色好きでした。
残念です・・・
船にはマッチした色というものがあります。
この関西汽船色は日本で1,2を争うくらい素晴らしい配色と思います。
ローヤルウイング、何とか終航前にでも(言ってはいけない言葉か)オリジナルグリーンに戻してくれると嬉しいのですがね。
ただ純客船色としての使用のこのグリーンはフェリーには少しばかり不似合いの気がしないでもありません。
くれない丸むらさき丸には乗れませんでしたが、はっきり覚えていないのですが、確か1974年にこはく丸の高松、松山間に乗りました。本当に素晴らしいグリーン塗装でした。
その時びっくりしたのは、超満員でオープンデッキまで人、人、人であふれかえっていました。
今は亡き「昼便」で「観光便特別料金」なるものを払いました。
あのグリーンは船尾が丸っこい船に特に似合うと思っています。
ところで、関西汽船の会社とか事務所に会ったはずのくれない丸から始まる造船所が寄贈する精密模型はどこで見れるか、どなたかご存じないでしょうか?
ローヤルウイングさん、是非とも「リバイバルくれない丸」とでも名打って、走らせてくれないでしょうかね。
Punipさん何とかならない。。。
ふねきちさん、まだこの色がなくなると決まったわけではないので…今後の状況を見守りましょう。
たぶん、大丈夫ですよ。
ジェームスさん、わたしもツートンカラーの船が好きなので、この配色は残してもらいたいです。この航路もおそらく新造船にリプレースされるときには「さんふらわあ」になってしまうでしょう。
「ロイヤルウイング」もまだまだ現役でいてくれるはずなので、一年間ぐらいはこのハーバーグリーンに戻してくれるといいのですが…だいたレストラン船は全体白塗りだらけでマンネリな気がします。
去年、松山港で「くるしま」か「はやとも」のどちらかを見ました。
その時は特に何の感慨も持たなかったのですが、そういう話になると近いうちに見に行きたくなりました。松山は呉からフェリー1本で近いですから。
ペンミさん、どうせなら連休を利用して呉〜松山〜小倉〜下関〜(JRで)〜呉というプチ船旅三昧はいかがですか?小倉到着はものすごく朝早いけど…楽しそうです。
昔だったらさらに小倉から別府まで南下して瀬戸内海汽船で広島に戻るという航路があったんですけどね。
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