さて、いよいよ東京港の最新鋭遊覧船「ホタルナ」に乗船開始です。
平成24年生まれ、最新鋭の宇宙船風客船のアンテナ(つばさ?)越しの昭和ノスタルジックな貨客船の対比
そういえばこの船着き場を発着している江戸時代風「安宅丸」の姿はドック入りのためこの日はありませんでした。
「ヒミコ」でお馴染み、メルセデス・ベンツ300SL風(SLS AMG風ともいう)ガルウイングから乗り込みます。
その上に手すりが見えるのはこの船の「ヒミコ」とも一番大きな違いの上部オープンデッキ。
「ヒミコ」の場合はこれが無かったので東京港の船ウオッチングには全く適していませんでしたが、この「ホタルナ」は広さも十分にあり、満足できます。
側面の窓に着いたブリスター(水ぶくれ)タイプの小窓もお洒落です。
さて船内に入ってみましょう。
最後尾にあるのは洒落たカフェカウンター・・・ここで広島は呉のペンミ造船所建造のクルボン・デラックス、久々の登場
あいかわらず偉そうにお酒をねだっていますが、当然ながらここは無視です・・・
見るからにセレブな感じのメニューがずらりと並んでいますが、ジュースやコーラは300円と決して高くはありません。
右端のエスプレッソ・ミルフィーユはこの船の名物になりそうな美味しそうなスイーツ
いい年したおっさんが一人でクルボン連れてこんなのを食べていてもおバカなだけなので注文しませんでしたが、今度乗船する機会があればぜひ試してみたいと思っています。
カウンターから下に数段降りると客室があります。
クルボン邪魔です。
「ヒミコ」よりずっと広くて明るい船内で、椅子の数も多いですが、あの「ヒミコ」の船内でみられた一種独特の宇宙船っぽさはかなり薄らいでしまっているのがすこし残念。
中央奥の階段の向こうが操舵室です。
船室から見た操舵室・・・というより“コックピット”
なんせガラス越しなので写りが悪くて見にくいのですが、こんな最新鋭のハイテクっぽい船でありながら操舵は昔風の円形ホイールの外側に何本ものグリップバーの付いた「いかにも舵輪」で行うようです。
ただし「ロイヤルウイング」みたいな木製ではありません。
操舵室の横あたりから後方をみたところ
中央のスクリーンには「ヒミコ」とこの「ホタルナ」の画像が写されています。
その奥の階段を上がったところが最後尾でエントランスとカフェカウンターがあります。
さあ、いよいよ日の出ふ頭を出港してお台場海浜公園に向かいます。
お台場まで所要時間20分の超ミニ船旅の開始です。
この船は銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトなどを描いた漫画家の松本零士氏のプロデュース(デザインしたわけではないみたいです)ということで「ヒミコ」(こちらはデザインしたらしい)同様にアニメ銀河鉄道999の登場人物の鉄郎やメーテル、車掌の声による特別の船内案内アナウンスが流れてきてムードたっぷり・・・
でも晴海埠頭の客船ターミナルのところで相変わらず「新さくら丸」とか「おりえんとびいなす」とか「飛鳥」とか懐かしさすら感じられる過去の客船たちを案内するのだけはもうやめてほしいですね。
目玉が光っている車掌さん、あなたが言った中で今は「ふじ丸」しかこの港にやってこないんですよ〜。
日の出を出発してまもなく、行く手には晴海埠頭客船ターミナルを離岸したばかりのまさにその「ふじ丸」の姿が見えてきました。
こうしてデッキに立ってみている北風がまともに吹き付けて実に寒いです。
むこうの「ふじ丸」はどうやら南の島、小笠原クルーズに向かうみたい・・・いいなぁ〜
それにしても、999の車掌さん、この船がもし本当に引退したらあのアナウンスはどうするんでしょうねぇ・・・
いまのうちに「飛鳥Ⅱ」「ぱしふぃっくびいなす」「にっぽん丸」そしてときどきピースボートって感じに替えておいたほうがいいような・・・
次回、この「ホタルナ」で追いかける「ふじ丸」東京港出港編に続きます。
久しぶりのクルボン連れのクルーズですね!楽しそう!(*^O^*)
東京の遊覧船は未体験なので私もこの船に乗ってみたいですね!
その時は、いい年したオバサンが一人でクルボン連れて乗ってスイーツを食べます(笑)
ペンミさん、考えてみれば昨年の夏の「にっぽん丸」以来のクルボンを連れての船旅、とても楽しかったです。
ペンミさんならこの船でクルボンと一緒にスイーツを食べながらお酒を飲みかわしている姿は様になるかも知れませんね(笑)
こんばんは。
わ〜!港でこの船だけ22世紀って感じですね(^^)
意外に客室はシンプルなんですね。スイーツ、気になります♪
クルボンくんも楽しそうですね!
フネ双子さん、昔の船をイメージした遊覧船は数多くありますが、こういう未来をイメージした船ってあまり無いですね。
内装はヒミコのほうがより未来的です。
ときどき南極観測支援船とかときどき遠洋航海実習船とかもありますかね(笑 ホタルナって見たことがありませんでしたが、かなり開放的ですね。でもデッキがあるならずっとそちらに張り付いていそうで、景色を楽しむ人には向かないかな?なんて。
正面からはマクラーレンF1にも見えませんか(笑
こたけさん、某砕氷艦はちゃんと名前付で解説していました。昔と同じ名前で良かったです(笑)
たしかにデッキにずっと出ているならこの船に乗る必要はないかも知れません。
マクラーレンF1とはガルウイングのデザインは違いますが、センターコクピットとか類似性は多いですね。ミスター・ビーンが欲しがるかも(笑)
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