現在、横浜港大さん橋で開催中のアマチュア船舶画家たちによる絵画展「絵で見るP&O/プリンセス・クルーズ」
テーマに沿ったP&O社とプリンセスの客船、30隻のリストアップはわたしの担当だったのですが、珠玉のような客船が数多く存在するP&Oグループの中から30隻を選びだすというのは結構悩みどころの多い作業でした。
そのなかで最後までどうしようか迷って涙を呑んでリストから外したうちの一隻がこの「オライオン」(23696トン、1935年建造)です。
戦前のオリエントライン最大の客船で、晩年の数年間だけP&Oとの合併で設立されたP&Oオリエントラインに在籍されたものの1963年にベルギーで解体された、客船ファンからはそれなりに有名な船です。
姉妹船に初代「オーカデス」があり、わたしが絵画展にバーニング・アートで出展した戦前のP&Oの「ストラスエデン」ともほとんど同型船ですね。
とりあえず、ハガキサイズに水彩ペン画で描いてみました。
あ、ほかのリスト外になった客船も知りたいですって?
え〜と・・・P&Oになっても最後までシトマー社時代の船名を貫き通した「フェア・スター」、それから数年前に来日したP&Oオーストラリアの「パシフィック・サン」ですかね〜
あと、1800年代のP&Oの船も一隻ぐらいはリストに入れたかったのですが、勉強不足と資料不足で断念しました(泣)
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