帆を上げたものの、そよ風しか吹かずにのろのろでしか進まない、われらが帆船「みらいへ」
暇なので、操舵室に遊びに行くことにしました。
右に見える号鐘(マリンベル)は割と自由に鳴らすことが出来ます。
赤レンガ倉庫の鐘と違って幸せになれるかどうかは不明ですが、わたしにとってこの船に乗っていること自体が幸せそのもの♬
いいなぁ〜 このプレート
狭いウイングブリッジから見た船首の風景
マスト類を除く、この船の一番高い場所です。
この操舵室は、航海中にゲストクルーは自由に出入りして言いたい放題言うことが出来ます(聞いてくれるかどうかは別問題w)
停泊中や一定の時間のみに操舵室見学が出来る船というのはありますが、こうして誰でもいつでも出入り自由という船はちょっと珍しいかも…
船好きにとってはとってもありがたいこと、こどもたちも入り浸って大喜びでした。
そういえば昔、昭和海運が持ってた小型クルーズ客船「おせあにっく ぐれいす」(現在の「シルヴァー・ディスカヴァラー」)がたしかこんなことをやってたような記憶がありますね。
あ、もちろん、離着岸時は邪魔なので当然追い出されますのであしからず。
外見からは想像もつかない近代的な操舵室内部
操舵輪は普通のクルマのハンドル風
後部デッキにあるこんな奴の小型版をつけてて欲しかったですね。
ちゃんとバウスラスターも装備しています。
ちゃんと神棚も装備?しています。
日本の船だからね。
旧盆真っただ中の日曜日ということもあって、湾内にはたくさんのヨットが出ています。
むこうは5m程度の風でも軽快に走ってきます。
一方こちらは良くて3ノット(-_-;)
皆さん、この船のことをよく知っているのか(昨年、ヨットレースのタモリカップのホスト船を務めていましたからね)、それとも帆船が珍しいのか近くに寄ってきて手を振って離れていきます。
進行方向のこんなに近くまで来ていますが、「みらいへ」は帆走しているというよりもほとんど漂流しているのに近い状態なのでなんの危険もありません。
指揮を取るのはキッカー船長
「しょうがないなぁ、これだけ風が弱いんじゃぁエンジンも使って走るとするか…」
というわけで横須賀沖に向けて「みらいへ」はエンジンも使って走り出しました。
次回、楽しみのおひるごはん&ロープ結び体験編に続きます。
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