先日、東京スカイツリーあたりをウロウロしていたら、すぐ近くの川に繋留されている小型の遊覧船を発見!
よく見ると、なんだか和風w
帆もないのにひらがなで昔の帆船を意味する「がれおん」と書いてあるのがちょっと気になりますが、まぁいいや、行ってみましょう。
船着き場にはこんな看板
な、なにぃ〜〜〜ぃ? 下町散策クルーズぅぅぅぅ??????
しかも今度出発する便は「下町のパナマ運河体験クルーズ 80分間 2300円」と書いてあります。
ちょうどクルボンカレンダーを作るとき、パナマ運河を舞台にした絵を描くことになり、研究して運河の構造に興味を持ったばっかり。
こ、これはもう乗ってみるっきゃありませんねw
ミニ屋形船風のハウスの屋根に葛飾北斎の金魚の絵が描いて(貼って?)あります。
その下には「すみだ下町きんぎょ舟」と書かれたのれんが…
やっぱり江戸の下町と言えば金魚ですね〜
え? あまりにベタですって?
ってやんでぇ べらぼうめぇwwww
さっそくおじゃましま〜す。
写真ではちょっとわかりにくいですが、昔風の船でありながら。ちゃんとバルバスバウを持っているのがオサレw
船内はこんな感じ
床は畳敷きで乗客は座布団の上に座ります。
天井には紙風船の金魚の行列
さりげなく置かれたパナマ帽はパナマ運河クルーズにひっかけているのかな?
それとも がれおん→帆船→海賊船→ルフィ→麦わら帽子という連想ゲームなのでしょうか?
当然、本物の金魚もいます。
水が少ないように感じるのは船が揺れてもこぼれないようにですね。きっと
でもパナマ運河にこだわるならワニとか入れておいてもよかったかもw
東洋スカイツリーの真下を出港
わたしはもちろん金魚ちゃんのいる船内ではなく、一番前のデッキに座り込んでの運河見物です。
これが今回のパナマ運河体験クルーズのコース(がれおんさんのホームページから拝借)
スカイツリーを出た船は北十間川を東に向かって走り、途中で右折して横十間川を南下、さらに小名木川を西に向かって東京のパナマ運河と言われる扇橋閘門を通過して折り返して戻ってくるというルートです。
ちなみにこれらのルートは名前こそ「川」とついていますが、全て江戸時代の水運のために造られたれっきとした「運河」だそうです。
まっすぐに流れたり、途中で交差したりしているのがその証拠
全ての行程で船長さんの楽しい解説付きです。
出航前にお菓子とお茶がふるまわれました。
その横のこんないい天気なのにビニール傘がちょっとだけ見えますが、これは運河見物には無くてはならない重要なアイテムであることがあとでわかりますので覚えていてくださいね。
最先端の高層建築と江戸風金魚舟
出航してほどなく横十間川を右折
ずっとまっすぐな運河を下っていきます。
11月だというのにこの日はまるで初夏のような陽気…川面を渡る風が実に気持ちいいです。
でもまわりの木々は少しずつ色づいてきました。
飛び立つ鳥さんたちw
何て言う名前の鳥さんなのか船長さんから説明を受けましたが、しっかり忘れました(;_;)。
やがて別の運河の小名木川と交差するクローバー橋を通過
ここを再び右折して扇橋閘門に向かいます。
うん、たしかに四葉のクローバーっぽいかも…
ほんの少しだけどねw
小名木川をしばらく行くと奥にこのクルーズのハイライト、扇橋閘門が見えてきました。
さていよいよこのクルーズのハイライトであるパナマ運河体験です。
ワクワク♬
近づいていくと「後扉」と書かれた赤いゲートの下から勢いよく水が噴き出ているのが判ります。
2メートル以上水位の高い扉の向こうの水を排出してこちらの水位にあわせているところですね。
あの水流のなかから怪獣があらわれたりするともっと面白いのでしょうが、あくまでここはテーマパークではないのでそういう期待をしてはいけませんよ。
水位が下がり切って、ゲートが上がりました。
水煙が上がっているのは扉から盛大に滴り落ちる川の水です。
これからあの下を通過していくわけですね。
はい、この写真でさきほど、写真で伏線を張っておいたビニール傘の使い道がよ〜くわかったと思います。
落ちる川の水の量は見た目より激しく、これがないとずぶぬれになります。
結局このパナマ運河体験で合計三回、この傘を使用することになりました。
…とここまで書いたところでさすがに眠くなったのでこのあとは次回、いよいよ下町のパナマ運河通過編に続きます。
おやすみなさ〜い
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