前回の記事の続きです。
6時前に目を覚まして、デッキに出てみるとわたしを乗せた「いしかり」は仙台に向けて真冬の太平洋にしては実に静かな海面を滑るように航行していました。
船内用のジャージ姿だったので、この写真を撮ったときのデッキは死ぬほど寒かったです。
ブリッジのライブカメラが船首から見た風景を映しています。
やがて夜明け
あきらめかけていた朝日もなんとか見ることが出来ました。
…といってもあいかわらずデッキはものすごく寒いのでほとんどこうしてぬくぬくとした公室からガラス越しの眺め
キャプテンのアナウンスだと波高2mとのことですが、うねりは皆無で全く揺れません。
わたしとしては多少揺れたほうが船に乗っている感じがでて楽しいのですが、ま、仕方ないですね。
乗船時に有料(980円)の船内Wi-Fiを申し込んでいたため、沖合でもネット環境は全く問題なく、サクサクつながりました。
Marine Traficを見ると、どうやら商船三井フェリーの「さんふらわあ さっぽろ」と予定通り反航するようです。
やってきました
う〜ん、ちょっと離れているけど、僚船じゃないからしょうがないか
当初の予定では今回の札幌行き、この「さんふらわあ さっぽろ」か「さんふらわあ ふらの」による苫小牧〜大洗航路の夕方出航する便に乗船するつもりでした。
ところが「さんふらわあ だいせつ」の火災事故からの復旧の遅れやほかの船のドック入りとの兼ね合いで便数が減らされ、こちらの予定と合わずに断念。
この船も数年中には新造船にリプレイスが予定されているので次回北海道に行くときはなんとか乗っておきたいですね。
ドック入り直前なので船体はだいぶ汚れているようです。
「さんふらわあ さっぽろ」とのすれ違いをみたあと、レストランで朝食ヴァイキング
ここでフェリーファンのかたの中には、前回の記事のなかであの太平洋フェリー名物の夕食ヴァイキングの写真が載ってないじゃないか〜 と思われたかたも多いかと思います。
え〜っと
夕食の前に入ったお風呂で体重計に乗ったとき、お正月休みで3キロ増えた体重がもとに戻っていたどころかさらに1キロ増えていたという驚愕の事実に遭遇して泣く泣く断念いたしました(~_~;)
生来意地汚いわたしはステーキを最低3枚は食べるに決まっていますので…(;_;)/~~~。
ちなみに摂った夕食は「ヨットクラブ」のカレーライスです…シクシク
食事中に金華山沖を通過
この金華山って間違いなく島なのになんで「島」ってつかないんでしょうか?
いつも不思議
陽もだいぶ高くなり、楽しかった「いしかり」の船旅も終焉が近づいてまいりました。
もうすぐ降りなくてはいけない…船旅で一番つらい時間帯です。
やがて仙台港が見えてきました。
10年ほど前に「きそ」で名古屋から入港して以来の仙台港
午前10時、仙台フェリーターミナルに到着
港の周囲を見る限りでは5年前の震災の爪痕は全く残っていませんでした。
長いなが〜いボーデイングブリッジから見た仙台港の「いしかり」
ターミナルのロビーにはお約束の「いしかり」の模型
船を降りてから時間があったのでこの港が一望に出来る 仙台港中央公園(スリーエム仙台パーク)に行ってみました。
ここ、ターミナルから近いと思って歩いて行ったのですが、実際は20分ぐらいかかりました。
でも仙台港のフェリーを撮れるほぼ唯一の場所かもしれません。
フジトランスのRORO船「いずみ丸」がいい位置に泊まってくれていたのでこのとおりバッチリ
このあと仙台駅でお約束の牛タン定食を賞味して東京に戻りましたとさ
つぎは「きたかみ」に乗りたいぞ〜っと
コメントを投稿する
コメントを書く