大さん橋で帆船絵画展と並行して始まったキュナードライン絵画展の準備をしているとベイブリッジの向こうに、昨年台風で初来航がキャンセルとなり今回やっと横浜初来航を果たしたロイヤルカリビアンの客船QUANTUM OF THE SEAS「クアンタム オブ ザ シーズ」のごく一部が見えました。
大黒ふ頭に巨大客船が入っているときに絵画展の会場にいると、よく「この大さん橋から見えますか?」と聞かれるのですが、これでは「見えますよ!」と胸を張って言えるほどの見え方ではないですね。
とりあえず設営もできたので山下公園から「ペガサス」に乗って大黒ふ頭まで見に行くことにしました。
わたしにとってこの「ペガサス」で大小合わせて今年5隻目の乗船となります。
通常の「マリーン シャトル」などの横浜港周遊ルートとは逆の右回りで、大黒大橋からつばさ大橋を通って大黒ふ頭の停泊地に向かいます。
途中、倉庫の隙間からチラ見できたテーマパーク化の象徴ともいうべき赤いくまちゃん
この存在を知って一気に乗る気の失せた船旅ファンも多いかと思います。
う〜ん…
あれが実物大のティラノサウルスだったらすごく乗りたいんですけどねw
ふ頭を回り込むと、彼女の全身が見えてきました。
いや〜 やっぱりさすがに「ダイヤモンド・プリンセス」の1.5倍近いサイズはどでかいですね〜
この海上観覧クルーズに乗るときに、「世界第二位の大きさの客船が間近で見られます」って山下公園の乗り場のところでアナウンスしていましたが、厳密に言うとすごく間違っていますが、ザックリ言うと確かにその通りですからね。
いや、とても真横からの構図でこの船の絵は描きたくありません。
ベランダを一つ一つ描くことを考えただけで気が遠くなりそうです。
写真で見て想像していたより船体のライトブルーは濃かった気がします。
こういう薄曇りの天気で真っ白な客船を撮ると、背景に船体が溶け込んでしまって訳の分からない写真になりがちなのですが、このくらいのブルーだと十分に映えます。
水色の船体の客船というとわたしのようなおじさん船好きは真っ先に初代巡航見本市船「さくら丸」を連想してしまうのですが、あのブルーよりすこし薄いかもしれません。
この船の来航はあまり一般には知られていないのか、出港時ではないということもあってこの「ペガサス」の乗客数はかなり余裕がありました。
よく見ると、実は三本煙突
メインファンネルからは盛大に煙を吐いていました。
おまわりさん船もご苦労様
ベイブリッジとのツーショットも撮って、ここでお別れ
本当はこのあと、大黒海釣り公園まで行って出港を見ようかとも思っていたのですが、この時点でもうこの船を見るのはお腹いっぱいになってしまって取りやめにしました。
大さん橋に戻って、キュナード絵画展の最終確認をして帰途につきました。
もうすぐ「クイーン エリザベス」もやってくるし、外国客船来航ラッシュが続きますね。
おまけ画像
わたしたちの大さん橋帆船展にあわせて横浜に来てくれた(大嘘)、グリーンピースの帆船RAINBOW WARRIOR「レインボー ウォーリア」
新港ふ頭の新しい商業施設MARINE&WALK YOKOHAMAのすぐわきに停泊していました。
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