超スーパーウルトラ五月晴れの一日、久しぶりに富士五湖ドライブ
これだけ、クリアな視界で美しい富士山を見たのはここ数十年記憶にありません。
西湖のほとりの保存民家園
この景色を見れただけでも、日本人に生まれてきてよかった〜って思う瞬間でした。
五月連休の最中に満開だった本栖湖近くの有名な芝桜は盛りを過ぎていましたが十分に楽しめました。
ここまできたらやっぱりレイククルーズに乗らなきゃ
ってわけで河口湖の遊覧船「アンソレイユ」(19トン 2000年建造)に乗ることにしました。
見ての通り、二本煙突のクラシカルデザインです。
さて乗船
本格的なブルワークに囲われた木造風のアンティークな感じの操舵室がいい味を出しています。
船内はこんな感じ
中途半端だけどなんとなくラウンジ風…かな?
出港すると左舷前方に大きく富士山の麗姿が見えてきました。
冬に積もったふもとの雪がだいぶ解けて、お風呂屋さんの壁に描いてありそうなちょうどいい冠雪具合になっています。
画面左手に見える戦前のキュナードラインと日本郵船を足して二で割ったようなファンネルは当然ダミーですよ。
こちらは船首にある小ぶりのダミーファンネル
なぜ前後とも同じ大きさに揃えなかったのかはナゾ
でも四方に張り巡らされたファンネルを支えるワイヤーが「タイタニック」や「モーレタニア」風でオサレ(^o^)
ってこんなところに目が行く乗客はまずひとりも居ないだろうなぁ
お、なんと船尾には号鐘まで付いていますね。
もちろん船の備品としての本来の使われ方をしているわけでは全くなく、恋人同士が鳴らすと幸せになる「幸せの鐘」という観光地のお約束グッズのようですが…
湖畔を渡る薫風を思いっきり浴びながらのレイククルーズは実に気持ちよかったです。
20分間の河口湖の船旅はあっという間にフィナーレ
こういう観光地の湖の遊覧船と言うと海賊船だったり、スワンだったり、クジラだったりと言った「パパ〜あれ乗りた~い!」的な子供受けする船が多い中で、こうした大人受けするデザインは好感が持てますね。
航行中の姿も撮りたくて、ちょっと離れた岩場に行ってみました。
ちなみにこのあたりの岩場はすべて富士山から流れ出た溶岩で出来ています。
船尾も深く切れ込んだカウンタースターン風
なんとなく先日乗船した横須賀軍港めぐりの「シーフレンド7」とデザイン的な共通性を感じます。
何度も書きますが、それだけに前後のファンネルのサイズ違いが惜しまれてなりません。
去りゆく後ろ姿も様になっています。
日本全国の湖でこんな素敵なデザインの遊覧船が増えていきますように…
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