空が狭く感じる路地。
いつからこんなところに迷い混んだのだろうと思う。
自分達だけだったら来ることもない、また次に来いと言われても覚えが無いほどに彼の後を追ったと思う。
荷台に荷物を積んだ車がすれ違うことが出来ないんじゃあないかと思うくらいの狭い道。
両側には色々なお店がひしめき合っている。
ひしめき合うとはまさしくこのことだと思わせる。
彼の腕の見せ所の「市場」だ。
市場らしい「臭い」がある、「匂い」とは少し違う生活感のあるものだ。
外国の観光客達はたくさん見かける。
彼らからしたら我々もその一団だろう。
ここで日本人の集団を見た記憶はない。
ズボンが脱げ堕ちそうで長靴のスネの辺りにたまっている魚屋さん。
ボサボサと言う表現が似合い、結わえた髪が結えきれていない香辛料屋さんのお母さん。
よくもこんなところを捜し出したものだと感心してしまうほどの地元感満載な「市場」
安いから来たいわけではなくて「その土地」を感じたいから。
彼が一番オススメしたいと言う「ピザ屋」さん。
開店前だが彼の写真作戦?で一番乗り。
確かあそこの港の市場のお母さんにも渡してったけ。
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