第1回世界一周マラソン大会が12月16日(日)に開催された。
会場はクルーズマンズではお馴染みの加藤広明さんのツアー・ステーションに程近い愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールド。
『世界23ヶ国の建造物が立ち並ぶリトルワールドでランニングイベントを初開催!アジアやヨーロッパ、アフリカ等まるで世界旅行をしているような気分で1周2.5kmのコースを駆け抜けよう!』という宣伝広告を見て思わず参加申込した。
自分は何故か『世界一周』という言葉に惹き付けられてしまうようだ。
船で世界一周は日数もお金もかかり、簡単には実現できないが、走って世界一周とはどのようなものかと体験したくなった。
当日は朝6時に家を出発して一路リトルワールドに向かった。マラソン大会は8時10分スタートということで、会場に着いた時には老若男女の第1回目のマラソン大会を楽しみに来ているランナーが既に大勢来場していた。
リトルワールドは 『パスポートなしで世界一周』を謳い文句に1周2.5kmの周遊路に沿って、海外の現地より移築または形態復元した世界23ヶ国33棟の家屋が展示されており、それぞれの地域の暮らしぶりを実際に肌で感じることができる観光施設。
マラソン大会は5km、10kmのコースの他にリレーマラソンも開催され、私は10kmの部門に参加した。
40歳になった時から全国各地で開催されるマラソン大会に参加し、20年間で約140回出場した経験があるが、暫くマラソン大会はお休みしていたので4年ぶりの参加である。今回のような趣向のマラソン大会は初めてなので尚更走るのが楽しみだ。10kmコースは1周2.5kmの周遊路を4周。園内のインドネシア、ドイツ、フランス、アフリカ、インドなど23の国や地域の建物を横目で見ながら走り、周遊路はアップダウンが結構厳しく長い登り坂もあり苦戦した。日頃の走り込み不足と歳のせいもあり制限時間内で完走したもののタイムは今迄走った中で最低のタイムだったが、周遊路を4周し世界一周を4回したような気分で爽快だった。
この日は午後からダンスパーティーが予定されていたので、走り終わったあとは即座に自宅に帰り、シャワーを浴びあわただしく着替え、車を運転してダンスパーティー会場へととても忙しかった。 クルーズならデッキやジムで走った後はすぐにキャビンに戻れ、シャワーを浴びたり、着替えてダンスパーティーにも歩いて行けて大好きなお酒も気楽に飲めて移動時間も少なく船内でことは完結する。まさに船内は娯楽やレジャーやグルメなどフルパッケージの施設と言える。
あらためてクルーズの素晴らしさ、優れている点を実感した一日だった。
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