翌朝、8時過ぎに来たベル・サービスに荷物を預けて、スーベニア・ショップを見たり、 ボードウォーク・エリアを散歩した後にポートオーリンズに移動しました。ポートオーリ ンズからは3台のバスが出発しました。バスは50人乗り程度で、ビデオ設備とトイレも付い ています。2台目のバスに乗り込むと青いジャケットのキャストさんが、これからのスケ ジュールを簡単に説明した後に、「Bon Voyage!」と言って送り出してくれました。
バスは、ポートオーリンズから一路ケープ・カナベラルを目指して走ります。バスのサ イドには Disney Cruise Line、後部にはクルーズに向かうミッキーやドナルド、グーフィーの後姿が書かれた専用バスは、月曜日と金曜日以外はクルーズの仕事が有りません。月曜日はクルーズ4泊の乗船日でクルーズ3泊の下船日です。金曜日はこの逆になります。そのため、夜間や月、金曜日以外はWDWで他のバスのサポートに回ります。特に、カウ ントダウン後のプレジャーアイランドなど、バスの数が不足する場所では運が良ければ乗 ることができます。また、WDW内のガイド・ツアーなどにも使用されます。
走り始めて30分頃、Disney MAGIC 内の紹介やキャスタウェイ・ケイの紹介ビデオが流れ 始めました。それまで、なんとなく落ち着かずに隣と話したり、CDプレーヤーで音楽を 聞いていた人の動きが止まります。みんな、天井に付いたモニターに釘付けになっていま。 レストラン、ショー、スパ・・・、これから始まる初めての経験に誰もが興味津々です。 そして、ビデオが終わったその時、バスの左側の席に座った人達から歓声が上がりました (私達は右側に座っていました)。 バスはちょうど橋にさしかかり、坂を登り始めた時でした。そして、左側の人越しに見 たものは・・・
Disney MAGIC
おお~っ! つ、ついに来た!!。 始めて目にするその雄姿! まるで、計算されたようにビデオの終了と共に現れた姿に 感動する間も、バスはどんどん船に近付いて行きます。でも、近付いているはずなんだけ ど、なかなか到着しません。その訳はすぐに判りました。
バスが桟橋に近付くに連れてその船体はどんどん大きくなり、到着した時には視界から はみ出すまでに成っていました。しかも、到着したのはなんと Disney MAGIC 専用の旅客 ターミナルでした。ディズニーが専用の旅客ターミナルまで建設していたのには、驚きま した。
Disney MAGIC は右舷を桟橋に接岸して停泊していました。船首横のバスターミナルに 到着したバスから降りるとちょうど正面に、船体に書かれた Disney MAGIC の文字が見え ています。その瞬間、「ついに来たんだ~っ。」っという感動と船というより建物という 感じの巨体を前に、しばし船を見上げたまま立ち止まる二人でした。
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