今日もちょっと毛色の違う船をご紹介します。
写真は2004年2月にタスマニアのホバート港で撮影したものです。
日本にも何度か訪れている船ですが、あまり話題にはならなかった船です。
ドイツ人のプレミアマーケット向けに建造された船になります。
船内はかなりヨーロッパ的。先日ご紹介した「ドイチェラント」に通じる
部分のある船と私は思っています。
長さ:176.5m
幅:22.6m
喫水:5.8m
客室数: 295
乗客数:590(最大:656)
乗員:230
速度:17.8ノット
船籍: Bahamas
船社:Transocean Tours
建造・最終改造: 1987 / 1996
この船もドイツ人マーケット向けなのですか、全部で十数隻からありそうですね。 背の高い煙突は、往年のフェリー「おくどうご」に似ているかもしれません。
ドイツって凄いですよ。日本と違って海に面しているのは国土の一部なのに....ハーペグロイド、フェニックス、アイーダなんていうメジャーどころ以外にもこういった船社が存在してるんですから。ちなみにこの船はバハマ船籍ですが、ドイツ船籍のクルーズ船って28隻もいます。USAについで第4位です。イギリスよりも多いんです。ちなみに1位はバハマ。2位はパナマです。
ドイツ船籍のクルーズ船が28隻ですか、私の予想を遙かに上回りました驚きです。しかも、ドイツ船は同型船といったような船は少なくて、オンリーワンの船が多いですよね。
殆どがリバークルーズ船ですけどね。大きな船はいずこも同じで便宜置籍船なのでドイツ船籍ではないんですが...それでも28って言う数字はすごいです。ドイツ国民の船好き度が解る数字だと思います。
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