めぐり逢い An Affair to Remember
公開: 1957年
製作: 20世紀フォックス・スタジオ
監督: レオ・マッケリー
原作: レオ・マッケリー
脚本: レオ・マッケリー、ミルドレッド・クラム、デルマー・デイヴィス
撮影: ミルトン・クラスナー
音楽: ヒューゴ・フリードホーファー
出演: ケーリー・グラント、デボラ・カー、リチャード・デニング
【概要】
ニューヨークへ向かう豪華客船。船上で偶然知り合ったプレイボーイのニッキーと歌手のテリーは、
互いに婚約者がいながらも恋に落ちてしまう。つかの間の情事もニューヨークへの到着で終りを告
げるが、二人はそれぞれの婚約者との恋を清算して、1年後にエンパイアステート・ビルの展望台で
再会することを誓う。再会の日、テリーはビルに向かう途中で交通事故にあってしまう…。男女の
すれ違いの恋を描いてメロドラマの古典となった恋愛映画の傑作。
【解説】
39年の映画『邂逅』のリメイク映画。
この後、93年に『めぐり逢えたら』、94年には再度のリメイクで『めぐり逢い』が製作されるなど
人気のあるストーリーといえる映画。なかでもこの2作目は一番のヒット作。
映画が公開されると一部批評家からセンチメンタルすぎるといわれたものの、観客の心をつかんで
オリジナル版以上の大ヒットを記録。ハリー・ウォーレン作曲、ハロルド・アダムソンとレオ・マ
ッケリーの作詞によるテーマソング『An Affair To Remember』 も大ヒットして、映画音楽のスタ
ンダード・ナンバーとなった。
第30回アカデミー賞では撮影、作曲、歌曲、カラー衣装デザイン賞の4部門にノミネートされたが
無冠に終わる。
【登場する客船】
American Export Linesの「CONSTITUTION」が映画の舞台。
建造年:1951 建造所:Bethlehem Steel Company 総トン:30,293トン 船長:683(feet) 船幅:89(feet) 喫水:30(feet) 蒸気タービン船 速力:23ノット 乗客数:1000名(First:295、CabinClass:375、Tourist:330) 1951-1974 CONSTITUTION 1974-1981 OCEANIC CONSTITUTION 1981 CONSTITUTION 1997 sunk
入港や航走で船は写りますが、おそらくはほとんどがセット撮影と思われます。
この船は、私が唯一乗船したことのある外国客船です。 (アメリカンハワイクルーズ時代) 実際に乗船してみた印象ですが、二つファンネルが近くで見ると 意外に小さいのと、チークのデッキ部分を除くと、スチール部分が 多いということです。 最後は、スクラップ先への曳航中に嵐に遭い、ハワイ沖で沈没した のですよね、ちょっと悲劇の船でした。
SHIP7さん、良い船に乗られてるんですね。うらやましい。 的確なコメント、ありがとうございます。
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