カーニバル・コーポレーション、2016年5月からのキューバ行きクルーズの米国承認を取得

世界最大の旅行・レジャー企業であるカーニバル・コーポレーションは、米国財務省および米国商務省から、キューバへの旅行開始の承認を得たと発表しました。目的志向の社会的インパクトのある体験の創造に焦点を当てた、新たに立ち上げたfathomブランドを通じて、2016年5月にこれらの旅行を開始する予定です。当初はドミニカ共和国で、その後キューバでこれらの体験を提供する予定です。

Fathomは、米国財務省のガイドラインを遵守しながら、米国人とキューバ人の文化的、芸術的、信仰的、人道的な交流の組み合わせを目指します。カーニバルは、キューバの承認も得るべく、キューバの関係当局と積極的に協議を進めています。ファゾムの目的主導型ブランドは、旅行者の生活を豊かにすると同時に、地域社会における持続可能な社会的インパクトを大きく促進することを目的としています。このブランドは、年間37,000人の旅行者を魅了し、合わせて年間10万日以上をボランティア活動や文化・教育交流に費やすと予想されています。

2016年4月より、fathomはカーニバル・コーポレーションのP&Oクルーズ（英国）ブランドのMVアドニア号（710人乗り）を使用し、マイアミ港から毎週7日間の航海を提供する予定です。初航海はドミニカ共和国で、その後ドミニカとキューバの両航路に就航する予定です。キューバへの7日間の旅行料金は、税金、港湾使用料、関連費用を除き、船上での全食事、船上でのソーシャル・インパクト・イマージョン体験、および一部の現地での文化イマージョン活動を含めて、1人2,990ドルからです。