カーニバル・コーポレーション、2015年通期業績が40％増になることを報告
2015.12.18
- カーニバル・コーポレーション＆plc、2015年の通期業績を40％増で報告
- 強力な業務遂行により、40億ドルを超える営業キャッシュフローが記録された
- 2016年第1～3四半期の累積事前予約は、やや高めの恒常通貨価格で前年を大きく上回った
- 2016年通期の恒常為替レートでの純収益利回りは、前年度比約3％増となる見通し
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーション＆plcは、2015年通年の調整後純利益が21億ドルとなり、前年の15億ドルに比べ40％増加したと発表しました。この好調な業績により、営業キャッシュフローは昨年の34億ドルから40億ドル超となり、過去最高を記録しました。カーニバルの社長兼CEOであるアーノルド・ドナルド氏は、成功の要因として、強力な業務遂行、船内収入の増加やチケット価格の上昇による収益収率の改善、業界トップクラスの規模を活かしたコスト抑制に努めたことを挙げています。
2016年の見通しについては、第1～3四半期の累積事前予約は、為替変動の影響を除いた価格がわずかに上昇した状態で前年を大きく上回っており、2016年通年の為替変動の影響を除いた純収益利回りは前年比で約3％上昇すると予測しています。ドナルドは、今後2～3年のうちに2桁の投下資本利益率を達成できる体制が整っていると確信しています。
