日本人にとってのクルーズの悩みのタネは服装
船に乗るに当たって日本人が一番気にすることは服装のことではないでしょうか? フォーマルデイの服装の解釈は誰にとっても頭が痛い問題のようです。 フォーマルとは、カジュアルとは、何が違うの?これがわからないと持ち物にも影響するし、他の人と違いを気にして落ち着かない気分になってしまう人もいるでしょう。 ロイヤルカリビアンの日本語クルーズガイドには以下のように説明しています。
ロイヤル・カリビアンの日本語クルーズガイド
この説明で皆さん理解できますか?この説明は非常に日本的で、こんな服装をしていれば安心でしょうという書き方です。 サラリーマンが毎日背広を着て通勤しているように、面倒だから一番安全な方法を選んでいるだけです。せっかくVacationで気分転換しようとしているのに、何時もと何も変わりません。 これが日本船となるともっとややっこしいことになる。 メンツとプライドが入り混じって、船に乗りに来ているのか、ファッションショーに来ているのか分からなくなる。
これまで12回しかクルーズ船に乗っていないが、ロイヤルカリビアンに乗っている欧米人、カナダ人、オーストラリア人のフォーマル感覚を見ていて、私なりに以下のように定義しています。
私的フォーマルとは?
- フォーマルとはその人の気持ちの表現が重要であり、服装のみに注目すべきではない
- 人に不快感を与えなければ、あなたが選んだその服装が一番です
- 服装にあまり拘らなければ、無理して荷物を増やしてまでスーツを持っていく必要は無い
- タキシードを着てみたいと思っている人は、それで結構
今回のパナマ運河クルーズは、リピーター客の集団でしたが、フォーマルデイも皆さん思いおもいの服装でした。 私は今回もスーツは持って行っていませんし、最高級レストランでの最後の晩餐では白いシャツにスラックス姿でした。 14人の参加者で6人の男性ゲストのうちネクタイをしていたのは1名だけ。 Tシャツの人もいました。 これで全く違和感はありませんでしたし、楽しく和気あいあいと会話ができ素晴らしいディナーでした。 女性の服装もマチマチでした。
フォーマルの考え方は、船の格式、年齢、ステータス等により大きく変わると思いますが、重要なことは服装のことで疲れないことと楽しいクルーズライフを送ることではないでしょうか?
フォーマルについてはアメリカ人でも「どんな格好をしたら良いのか教えて!」とよく質問が上がっているので悩みは世界共通のようですね。
自分なりの華やかな装い、着飾ることを楽しむのが私のフォーマルナイトですがエリアによってフォーマル度も様々なのでそんな違いも楽しんでいます。
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