今回の事件について、下記取り纏めてみた。
チェニュジア共和国は、チェニスが首都の北アフリカの小国。
客船は、同社「スプレンディダ」であった。
大型船にて、大きさは137千トン。
Barcelonaを母港として、上記画像寄港地を航海する。
乗客は、約3,000人、今回の日本人乗客は、177人であった。
事件に巻き込まれた国内のクルーズ旅行社は、ベストワンクルーズ
以上が、クルーズ旅行乗客的視点からの今回の情報整理。
●今回の事件のサマリー
上記は、同じくイタリアの客船、「コスタコンコルディア」がイタリアのジリオ島にて
座礁した様子。
今回の事件は、MSCの船そのものによる事故ではなく、たまたまの「寄港地」で、テロに巻き込まれた。やはり、ヨーロッパ、北アフリカは、現在は「テロ」の危険がある地区かもしれない。
北アフリカの「チェニュジア」単独で、ここを目的に観光する日本人は多くはない。
たまたま「地中海のクルーズ」の、一寄港地として、北アフリカが一日あった。
そして、その寄港により事件に巻き込まれた。
今後は、各海運会社は、「チェニス抜港」となる事が予想される。
比較的安全と思われるのは、逆に、サウジアラビアやオマーンなどの中東の大国や東南アジアかもしれない。
●追加情報 今後のMSCチェニス寄港
MSCクルーズは、チュニスでの襲撃テロ事件により、同社の全船でチュニス寄港を中止すると発表した。チュニスを運航ルートに含んでいた4隻は、代替港として「MSCスプレンディダ」がバレッタ(マルタ島)、「MSCファンタジア」がパルマ・デ・マヨルカ(マヨルカ島)、「MSCプレチオーサ」がカリアリ(サルディーニャ島)に寄港。「MSCディヴィーナ」はバレッタへの寄港を1日早め、チュニスを抜港してコルフ島へ直接向かう。
●国内送客旅行会社関連情報
3月18日、襲撃テロ事件があったチュニスに寄港していた「コスタ・ファシノーザ」(113,216トン)と「MSCスプレンディダ」(137,936トン)には、日本から多くの旅行会社が送客していた。
クルーズプラネットは「MSCスプレンディダ」に91人を送客。うち同社が主催する添乗員付きパッケージツアーの参加者が14人、2人催行の個人旅行客が77人だった。パッケージツアーの参加者14人に関しては全員の安全確認が取れた一方、残りの77人の安否に関しては現在確認中。
コスタ・クルーズ販売代理店のオーバーシーズ トラベルは旅行会社経由で「コスタ・ファシノーザ」に40人を送客していた。添乗員などを通じて、全員の無事が確認できている。
JTBクルーズ銀座本店からは今回、2隻への送客はなかった。JTBグループ全体での送客の有無を現在確認している。阪急交通社は2隻ともに送客していたが、全員の安全が確認されている。クラブツーリズムは今回2隻への送客はなかった。
●余談 アフリカ接近の思い出
思い出せば昨年十一月に、ヨーロッパとアフリカの一番海峡の狭い、ジブラルタル海峡を通過した。
すでに、iphoneは、自身の位置をアフリカモロッコの電波範囲と通知メッセージを
表示した。
船の、右舷スターボードからは、アフリカの「火」が見える。
当時何か、ぞっとしたのを思い出した。
◆間もなくアフリカ大陸に接近ジブラルタル海峡と寄港地アルメリアの一日:情熱と食の街スベインバルセロナからアメリカ大陸フロリダへニュー・アムステルダム大西洋横断の旅
スペインの各港からは、アフリカ行きの、小型フェリーが、日々発着していた。
゜゜
そう考えるとやはり日本って平和なんですね。
やはりクルーズ船でしたか。。。
地中海クルーズは、危険という印象になってしまいますね。
クルーズに限らず、今は少しでも心配がある国への渡航は、避けるべきかもしれませんね。
今回の事件とても人ごとではないんです💧実は秋のクルーズは当初この船を検討していました。
ですが、予約当時はアフリカでエボラが流行していた事の懸念と、どうしても行きたい青の洞窟のナポリ寄港が無く姉妹船の予約をしています。
世界各国どこが危険と一概に分からなくなってきました。
1日も早く、どの国へ行っても平和でゆったりと観光できる、そんな世界になりますように。
ぼるキャビ様
地中海とカリブは、クルーズのドル箱なので、今後大変と思います。
しかし何処も安全ではなく、こまったものです。
しばし、街の猫ちゃんと遊んでいるのが正解かもしれません。
まっちゃん様
日本国内は安全かもしれませんが、「テロとの戦い」発言で今後はわかりません。
しかしテロだけでなく、函館は「転倒」も気をつけないとと、思います。
ciel様
やはり地中海は人気ですね。秋にはもう少し落ち着くといいのですが、しかし世界の貧困や格差がもう少しなんとかならないと、今後もこんな事が引き続きおこるのかもしれません。カリブはもう少し安全かもしれません。
MSCは、当然相当今後注意はすると思います。
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