【2017年コスタネオロマンチカ:古都と城下町を巡る麗しの日本海と釜山6日間(金沢港発着|寄港地/境港、釜山、博多、舞鶴)の旅行記・体験記】
宮古島市で50年に一度の記録的な大雨をもたらした台風18号(2017)。その影響で釜山港から博多港へ移動するはずだったこの日から3日間、私たちを乗せたコスタネオロマンチカ号は釜山港で停泊することになりました。
船内のモニターに映し出された台風の現在地
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前日の釜山も曇りでしたが、この日は雲の流れも速く終始どんよりしたお天気でしたが、まだ雨はありませんでした。
4日目朝食:ジャルディーノのブッフェ
まずは朝食を食べようということで、ブッフェに。
ジャルディーノはこの日空いていました。船内でゆっくり、なのでしょうか。
主人の朝食。…野菜類がありませんよ(汗)
「生野菜類がなかったから、中華料理のお惣菜で補う!」と言って2回目を取りに行っておりました。
私は満遍なく、ノー炭水化物で。あまりお腹が空いていなかったように記憶しています。
クルーズ旅行を中断し、どうやって帰国するか?
食事をしながら、私たちのこれからを話し合いました。この時に考えられる可能性は以下の2択でした。
1.釜山滞在中に東京へダイレクトに戻る
2.3日後の博多港から東京へ戻る
釜山滞在中に仁川空港へ移動して日本に戻るとしたら、台風の移動も考えて、今日この日しかないと思っていました。
そうしないと、韓国では台風の被害がないとしても翌日以降になると、今度は日本への飛行機が欠航になる恐れがありました。
そうなると、今度は仁川空港で足止めになります。しかし、この日から日本では3連休に入っていたので、飛行機も今から取れるとは限りません。
何より、これから全てパッキングして、それぞれの20kgはゆうに越しているだろうスーツケースを引きながら、釜山駅からKTXに乗ってソウル、仁川への移動。
航空会社との荷物超過などのやりとり…などを考えると「この日に帰るメリットが全然ない」ということになり、東京に戻るのは1日遅れにはなるけれど、このまま船内ライフを楽しんで3日後の博多から飛行機で帰京するという選択を選びました。
役に立った釜山港のFree Wi-Fi
博多港から帰るとなったら、博多から羽田行きの飛行機の手配をしなければなりません。iPhone、ノートPC、iPadを持ってきていたので、とりあえずネットができる環境を探します。
コスタの有料Wi-Fiを購入する手段は一番最後とし、なんとか無料でWi-Fiが使える環境がないか!…あります、ありますよー。
船を降りてすぐの釜山港ターミナルエリアにWi-Fiエリアがあり、前日も入国審査の帰りにここで通信たので、そこへ行けばなんとかなる!と思っていました。
前日はクルーの人でいっぱいでしたが、この日は乗客の人が家族と連絡を取ったり、帰りの手配に没頭している人で満席!そのそばを釜山で下船する人が何組も通ります。
私たちもここで航空券の手配、双方の親への連絡、LINEの返事やら何やらで3時間程座っておりました。
Wi-Fi環境が最高なエリアでした。サクサクとネットが見れるし、Face timeで双方の両親と顔を見ながら通信できました。
双方の親にガラケーからスマホに替えさせたタイミングだったので、このようにカンタンに連絡が取れることができてラッキーでした。
無事に博多空港から羽田空港行きの航空券も手配し、台風情報や博多港から博多空港へのアクセスなどの情報を取り、お昼過ぎに船内に戻りました。この日は、港外へ避難する可能性がある、ということで釜山へ出ることは許可されていましたが、戻り時間は15:00(うろ覚えです)とされていたように記憶しています。
ただし、こちらのエリアに出てこれるのは、釜山港がコスタネオロマンチカに許可した時間内だけで、それ以外は船から外には出れないので注意です。
同じ頃、サービスデスクでは途中下船のための情報を集めている方で長蛇の列でした。情報をもらっても、帰りの手配は自力でしないといけないのは厳しいですよね。旅に通信機器は必須だと思いました。
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