【2017年コスタネオロマンチカ:古都と城下町を巡る麗しの日本海と釜山6日間(金沢港発着|寄港地/境港、釜山、博多、舞鶴)の旅行記・体験記】
台風18号(2017年)の影響で、私たちが乗船したコスタネオロマンチカ号は3日目に寄港とした釜山でその後3日間停泊することになりました。
その足止め2日目の午後、コスタネオロマンチカを下船して当初降りる予定がなかった釜山の街を歩くことにしました。
徒歩で釜山港周辺を散策
釜山旅客ターミナルからシャトルバスに乗ろうとしても、時間になっても運転士が来なくて発車せず…その向かい側のタクシーも近場へはいい顔しないという話を聞いたので、とりあえず最寄の地下鉄駅か釜山駅まで歩いてみることにしました。
乗ろうとしたシャトルバスの料金はこのような一律料金。
近場のホテル、最寄駅あたりを巡回するバスだったみたいです。これから歩いて行ってみようとしている駅は草梁駅(チョリャン駅)です。バスに乗ってたら一番最後に着いてた(笑)。
普段から歩き慣れているので、私たちにはどうってことのない距離ですが、足が悪かったり、お子さん連れだと徒歩移動は大変かもしれません。ターミナルを離れ野っ原を超えると最初の大通りにあたります。
激しく雲が動き、この辺りでピーカンな空に。台風は一体どうしたの?
このカーブを曲がると長く、暗いトンネルが…
これを超えないと向こう側に行くのが面倒のようなので、早足で通過。
恐ろしく怖いトンネルだと思いましたが、意外にもゴミなどがなく普段から手入れされている様子が感じられました。それでも一人では歩きたくないトンネルです。
トンネルの向こうは…黄色い壁。
釜山科学体験館、近代的な面白い建物。
この道路の下が地下鉄になっている様子。
この日は日曜日だったはずですが、チョリョン駅の地下道は人がまばら。
翌日にはチャガルチ市場に行ってみようか、ということになり地下鉄の切符を買う下調べ。自販機はどんな感じ?
素晴らしい!日本語表記がバッチリです。これは買いやすい!片道二人で2800ウォンのようです。
以前韓国に来た時にこの改札口に何度引っかかったことか…うまくハンドルを回せずに困りました。そのまま来た道を戻り、再び旅客ターミナルへ。
この時、ウォンを70,000ほど持っていたのでコスタネオロマンチカに戻る前に全て日本円にまた両替し直しました。手数料がもったいないですが、おそらく翌日にチャガルチ市場に行ってもキャッシュを使うことがないかも、と思ったからです。コインは両替できないのでターミナル内のセブンイレブンでチョコを買って使いきりました。
釜山港ぶらぶら歩きを終えてコスタネオロマンチカに戻る際、初めての入国審査ではパスポート原本を出しました。荷物検査も機械に通すだけでコンビニで買ったミネラルウォーターを2本リュックに入れていましたが没収されることもありませんでした。
入国審査が終わると高速船の待合室に出ます。広めの免税店もありましたがこの日は商品の入れ替えか、半分位しか営業していませんでした。他にカフェもあり、フリーWi-Fiも使えたのでここでとりあえず一休み。
乗船開始に沢山のおばちゃんらがゲートに入っていきます。…ただ気になったのが行く先です。『大阪』行きの高速船のようでした。高速船、大阪まで行けるの?高速船が行けるのにコスタは出航できないの?…というギモンが!
高速船のゲートの並びに『クルーズ乗客』専用のゲートがありました。係員も誰もいません。そして狭くドアが開いていて…いいの?
恐る恐る入って行くと一旦係りの人に呼び止められましたが、コスタカードを見せるとそのまま「行っていいよ」のジェスチャー。なんだか簡単だなー。
ゲートに入るとそのまままた長い道のりを経てコスタネオロマンチカのギャングウェイへと続きます。この時、同時に台風回避で停泊していたダイヤモンド・プリンセスがすでに出航していたようでした。ダイヤモンド・プリンセスも出航できるのに、まだ釜山を離れられないの?というギモンが再び…。どういう事情かはわかりませんが、私たちにはどうすることもできません。
強烈な湿気とクルクル変わるお天気で、この日は少々体調が優れませんでした。「船に帰ってごろっとしたい」気分で出かけたので本当にターミナルの周辺をちょろっと歩いただけで終わってしまいましたがいい気分転換にはなりました。
大通りを走る車の速度はやたらと早かったような気がします。横断歩道を渡る信号の間隔も短い気がしたのでそのあたりは注意した方が良さそうだとは思いました。
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