今SNS上では、ダイヤモンドプリンセスを巡って励ましの声、罵声嫌悪、政府への懇願や批判…ありとあらゆる感情が渦巻いてしまっている。 私自身、それらの記事を見て嬉しくなったり、ホッとしたり、不安になったり、怒りがこみ上げたり、悲しくなったり…喜怒哀楽が激しい。
私が昨年12月にダイヤモンドに乗った時の乗組員…クルーズディレクターであったり、ルームキーパーであったり、各所のレストランスタッフも現在本船に残されていると思うと本当にこの記事を書いている最中も涙が出てくる。 クルーズ旅行というのは、サービススタッフは各乗客に対しほぼ固定性であり、ほぼ毎日言葉を交わす訳だから乗客同士よりも親密度は増してくる。 慣れてくるとジョークも交わしたりもする。 船を降りて久しいが、とても他人事とは思えない。
そのクリスマス時のクルーズ。 ダイヤモンド船上で。
航海が始まって数日後、ディナーでこんな会話をスタッフと交わした(実際は英語ですが)。
いつものウェイトレスが、若いウェイトレスを連れてきて…
若いウェイトレス『昨日、別のお客様が貴方の事を俳優だって言ってたから確かめに来たの。』
いつものウェイトレス『えー、それ本当なの?』
私「は?、それは間違いだよ。私は俳優じゃない。」
若い…『えー、じゃあ誰と間違ったのでしょうね?』
私「歌手と俳優を間違ったんじゃないの?w」
いつもの…『じゃあ歌手なの?本当?今すぐ何か歌える?』
私、何故か八神純子の【パープルタウン】を歌うw (当日のスイーツ名が”ニューヨークなんちゃら”だったからだと思うww)
いつもの…『ワォウ!上手!確かに俳優じゃなくてシンガーだわ!(冗談なのを分かってて)』
若い…『コメディだわ、ウケるww』
そんな下らない会話も昨日の様に思い出されます。。。そして彼女ら、彼らの笑顔を思い出し、再び涙腺が緩む…。
さて、ダイヤモンドプリンセスに乗った後の当時の素直な感想は、
「今後のクルーズの選択肢の一つには大いになるものの、最有力というにはもう一歩足らない。」
…ダイヤモンド自体は素晴らしかったのですが、同じ船をリピートするよりも、他の船に色々乗ってみたい、という思いの方が強かったからだ。
今、感染に苦しみ、災難の渦中にいるダイヤモンドの行く末を毎日毎時見守っている今、私の心に湧き出てくるのは、
「この一大事を無事に乗り越えた後、今度日本発着クルーズを選ぶときは、何はともあれ、まず最初にダイヤモンドに乗ろう!」 という強い想いです☆
まさしく現在のプリンセスクルーズのキャッチャー 【Come Back New】を誓って☆
がんばれダイヤモンドプリンセス☆
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