清水発大阪行き航海
清水から大阪への航海。出港後少し白波の立つ程度の波があり少しの揺れが出たが昨夜よりはかなり穏やかでした。
大阪入港
予定通りの9時入港。天候は着岸時には晴れていました。今回の乗客はほとんどが外国人であり、帰船時間が21時30分と遅いこともあってか、京都に向かうツアーバスが多数岸壁で待っていました。下船プロセスはとてもスムーズで、今回のクルーズは、どのような場面でも待ち時間が短いのがありがたく、乗船数日で、係りの人の手際の良さを感じました。
大阪観光
私自身が大阪生まれの転勤族で、幼少期から学生までは関西で過ごした期間も長かったのに、何故か通天閣と新世界には足を踏み入れたことがありません。家内も小学校低学年までは神戸だったが大阪の記憶はあまりないと言います。それではと、今回はディープな大阪と題して、新世界をスタートして、日本橋、千日前、難波、道頓堀、心斎橋を回るルートで、大阪街歩きを試みました。市営のバス地下鉄の休日一日券が600円とお得感満載だったので、基本地下鉄を使うことにします。
通天閣
射的も健在。新世界
終点心斎橋まで着いたところで、帰船時間にはまだまだ早く、夕暮れまでの時間を使って、地下鉄で天王寺に行き四天王寺を参拝してから船に戻りました。 四天王寺の入り口鳥居
朝の新世界に始まり心斎橋までは「喧騒」、追加で行った四天王寺の夕暮れは「静寂」。動物園・天王寺公園を挟んで距離的にはとても近い2つのエリアで、対極となる二つの顔を体験した大阪の散策でした。
出港前の出国手続き
大阪で日本の出国手続きと台湾、香港への入国の準備をするとのこと。手続きは5時からスタートでしたが、私はブログまとめに、家内は「泉の湯」に入り時間を使ったので、少し遅れて8時前に手続きを行いました。ここでも流れはスムーズで、税関と乗員の手際の良さと慣れを感じた次第です。
食事とエンターテーメント
今日の食事は、帰船時間がまちまちなことからフリーテーブルでした。海軍を引退したオーストラリア人夫婦と、カリフォルニアのエンジニア夫婦と同席となり、船の機構から、日本のものづくり、日本人の謙虚さなどの話で盛り上がり楽しい食事となりました。日本人としてお世辞でも日本人の精神を褒められると悪い気はしません。外国人から見た日本の良さを教えてもらう良い機会になりました。多国籍の人が乗船する今回のクルーズのメリットを感じた次第です。話しに盛り上がり、食事の写真を撮り忘れたのですが、前菜は、牡蠣のグラタン、メインは、Veal Cordon Blue、子牛肉にきのことチーズを挟み、パン粉でソテーしたもので、とても美味しかった。今夜のショーは食事時に終わってしまった和太鼓でしたが、食事と重なり見ることができませんでした。
大阪出港
出国手続きを済ませていない乗客数名がなかなか見つからず、夜10時まで出港できない状態が続きました。前日から何度もアナウンスがあり必ず9時30分までにということでしたが、いつもの通りの、クルーズ船あるあるです。そういえば、清水出港も一人だけ戻って来ない乗客がいて30分ほど遅れて帰船したのを皆がデッキで見ていました。
出港後、大阪湾を抜けて紀伊水道にかかる前、右舷側には神戸の夜景と明石大橋が綺麗だった。
明石大橋の夜景
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