「ブレーメンは見られなかったけど、ヒミコは乗れたし、いろんな客船を見ました」シリーズ(何なんだ?)の第2弾です。
レインボーブリッジのたもと、芝浦埠頭で荷役中の小笠原海運の父島航路定期貨客船おがさわら丸(6679トン、1997年建造)です。
TSLのスーパーライナー・オガサワラが就航を断念した今となってはこの船にもうしばらく活躍してもらうわけで・・・
小笠原の島民にとってはこの船のスケジュールを中心に暦が回っていると言っても過言ではないほど、重要な生活航路となっています。
東京港では小さな船の部類に入るのでしょうが、父島の二見港ではさぞや堂々としていることでしょう。
わたしはこの船の先代のおがさわら丸に乗って、大学の卒業旅行で父島に行っています。
主目的はもちろんスキューバ・ダイビング。船の中ではほとんど眠りまくっていたため(とくに帰りは20時間以上寝ていた馬鹿者です)船内はほとんど記憶に残ってはいません。
現在のこの船は昔に比べると設備もそうとう充実しているようです。
とくに各デッキに数多く備えられたシャワールームは出港ギリギリまでマリンスポーツを楽しんで乗り込む乗客にはありがたい存在でしょう。
それにしてもTSLの計画倒れで、またしても航空ルートが検討されているとか・・
島民の方たちにとっては本土までの時間は深刻な問題なのでしょうが、あの素晴らしい自然を壊すような開発だけは勘弁してもらいいたいものです。
TSLは実船まで造ったのに、実にもったいない計画でしたね。もっとも、運行させればさせるほど赤字が膨らんでいくというのであれば、税金を払う身としては・・・・ 小笠原までは20時間ですか。自然保護か、人間の利便性か!どちらも立つような結果になることを願います。
こたけさん、島の住人の方たちにとっては何かあってもすぐに本土に行けない状態と言うのは大変なのでしょうね。難しい問題です。
こんにちは。セスナ・水上飛行艇は飛ばして欲しくないですね。 小笠原は私たちにとって最後の聖域です。頑張れおがさわら丸! 二見湾を悠々と航行できるのはあなただけです。なんちゃって。
と、書きましたが、地元の方にはそうは言ってられませんよね。 病気やケガで早急に本土に飛ばなければならない事もありますし。 地元の方には死活問題なんですよね。
ジョーイさん、地元の人たちにとって台風などで欠航するのが一番つらいみたいですね。TSLは荒天に弱いという欠点もあったようです。
今日は島嶼の空の玄関・調布飛行場に行ってきたのですが、やはりその速さは地元の人たちにとって重要な足になっているようです。ですが、やはり船のような大量輸送は望めない。離島というのはお金ばかりで解決できない分、問題はより大変そうです・・・・
こたけさん、調布飛行場はわたしも好きでよく行きます。あそこから出ている定期航空便はほんとに小さな機体です。それでも島の人たちにとっては重要な足なのでしょうね。
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